●北朝鮮が”弾道ミサイル”発射　政府は発射予告の軍事偵察衛星かの確認急ぐ
●福島原発処理水　きょう午後１時にも放出予定
●風評被害を懸念　福島第一原発の処理水放出　道が連絡会議開催
●“共同開発した装備品、第三国に輸出可能”政府が見解
●日高町沙流川で男子高校生流され発見されず　きょう捜索再開へ
●還付金詐欺の出し子　２１歳男を逮捕　江別市で同様被害相次ぐ
●今年６月札幌・中島公園でひったくり　男子高校生２人を逮捕
●全国ガソリン平均価格 １８３円突破　１５年ぶりの高値
●インド探査機“月の南極”へ着陸成功　世界初
●藤井聡太七冠“王位”防衛　今月末からの王座戦で前人未到の八冠制覇に挑む
●モスクワでジェット機墜落　露航空当局「プリゴジン氏の死亡を確認した」　
【速報】北朝鮮が衛星打ち上げ失敗を発表　「１０月に再び発射」

●きょうのメジャーリーグ
　エンゼルス大谷翔平選手が先制４４号２ランも「腕の疲労」で２回緊急降板＆途中交代
●きのうのプロ野球結果
　ファイターズ　楽天に１０－４　ポンセ投手が２勝目　万波選手が２０号ソロ
●夏の甲子園決勝　慶応が１０７年ぶり２度目の優勝　仙台育英は連覇ならず
●世界陸上・女子５０００ｍ予選　田中希実選手が１４分３７秒９８の日本新で決勝へ
　女子やり投げ予選　北口榛花選手が６３ｍ２７のビッグスローで決勝へ

【6時台】
M「Hey！みんな元気かい？ / Kinki Kids 」

【7時台】
M「アップサイド・ダウン/ジャック・ジョンソンandフレンズ」

これまでのアナウンサー生活と防災士資格取得で培った知識を活かし
リスナーの皆さんと共有したい「北海道の生活情報」をお伝えしています。

今回は 『　消費者物価指数　』

24日の読売新聞の記事に、ガソリン価格の高騰が止まらない。
資源エネルギー庁が23日発表した全国のレギュラーガソリンの平均価格
（21日時点、1リットルあたり）は、過去3番目の高値となる183.7円を記録した。
2008年8月につけた最高値（185.1円）を15年ぶりに更新する可能性が強まり、
政府・与党は9月末で終了する予定の補助金の延長も含め、対策を検討している。
とありました。

さて、値上げのニュースの際によく聞くのが「消費者物価指数」という言葉。
これは、別名「経済の体温計」とも言われる、日銀の金融政策も左右する、
国家的にも社会的にも、非常に重要な数字です。

この「指数」がどのように出されているのか・・
7/8の日経新聞の記事に、モノやサービスの値段の動きが気になる昨今。
物価はどのように決まるのか。
日銀の金融政策も左右する物価のうち、
暮らしに直結する消費者物価指数（CPI）の裏側を調べた。

「小売物価統計調査「」という言葉を耳にしたことがある人もいるだろう。
文字通り、私たちが普段買い物する身近な商品やサービスの価格について
総務省統計局が1950年から調べている。
70年以上の歴史が統計で、「経済の体温計」と呼ばれれるＣＰＩ算出の基礎資料だ。
だが、この調査が実際どのように行われているのかは、それほど知られれていない。
「全国750人の調査員が毎月、決まった日に店頭に出かけ、
商品やサービスの価格を一斉に調べています」・・。
調べているのは505品目。
対象商品を見ると「カップヌードル」「キューピーマヨネーズ」など
具体的な商品名が名指しされている品目が多い。
調べるのはもちろん食品だけではない。
家計調査で把握する世帯の消費支出額のうち、
より多く支出されるモノやサービスを調査する。

生活様式や嗜好の変化に伴い5年ごとに改廃もある。
たとえば2020年の見直しではグレープフルーツが落ち、アボカドが入った・・
価格を変えずに量を減らして事実上の値上げをする「ステルス値上げ」は
頭の痛い問題だ・・容量の変更を見落とすと、統計の正確さが損なわれる。
これを見逃さないたえに「各品目に精通している銘柄担当者がプレスリリースをチェックしたり、
企業に取材して調べる」・・

調査員は非常勤の特別職地方公務員という立場で、都道府県が募集する。
総務省によると、調査員は30代から70代まで幅広く、女性が多いという・・
物価上昇が消費者の悩みの種になった昨今。
調査員が果たす役割は増している。
とありました。

ちなみに海外はどうかと言いますと
同じ趣旨の調査が行われているアメリカでは、労働統計局が７５の地域、およそ２万３０００店、
イギリスは、およそ１４０の地域、およそ２万店で調査しているそうです。
調査方法が違うので一概に言えませんが・・

日本は生真面目な調査方法が印象的。
調査店舗は、およそ２万８０００店。消費者物価指数の速報値のもとになる
東京２３区は、４２地区に分けられていて、区域分けは非公開とのこと。
ただし、東京都社会統計課によれば・・
「河川や鉄道、幹線道路などで人の流れが途切れるような『商業圏』で区分けされている」そうです。

物価高騰の今、ますます期待されれる役割ではないでしょうか。