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【6時台】
M「しあわせのランプ/玉置浩二」

M「きらり/藤井風」

北海道で頑張る「ひと」にスポットライトを当て、全力応援しています！
　
今回は当別町　「　牧場　ジャージーの箱庭　　藤田龍太さん　」

札幌市出身。
生き物が大好きだったので牧場で働いているうちに牛にとってもっと幸せな環境を
つくってあげたいとの思いから起業。
自社加工で自分で直接販売しようと思って土地を探していたところ
当別町は北海道では珍しく牛乳を扱っていなかったとのこと。
牛乳を自社加工で販売するということを伝えると、役場や周りの方に恵まれたことで
当別町へ。
標茶町で研修し、当別町に昨年４月に「ジャージーの箱庭」をオープン。
ジャージー種の牛のみを飼う牧場に。

牧場は牛の幸せを第一に考えて、広い面積で1頭につき1ヘクタールを用意して放牧。
牛が好きな時に好きなことが出来るように、牛にとってたくさんの選択肢から選んで
生活できるようにいろんな環境を用意。

牛は全部で9頭（うち子牛1頭）
ジャージー牛を飼育することにしたのは、とにかく顔が可愛いのはもちろんですが
品種改良があまりされていない牛なので、からだが小さい分、足腰の負担が少ないので
放牧に適している種類だから。
お乳の量が少ないので、その分成分濃度が濃くて香りが高いのが特徴。

草だけで育てていて、自然なものを食べているので
牛乳の味は季節によって変わるそう。
夏は色が濃くなって香り高く、寒くなると脂肪分が増えて色が白っぽくなるのだとか。
1年中変化を楽しめる牛乳になっています。

また、昨年12月に牧場の敷地内に製造工場が完成。
牛乳は量が少ないので、年間の会員制で200世帯に販売。
今後はもう少し増やしていきたいそうです。
藤田さんが週に1回定期配送するので
地域は当別町と札幌市内全域とのこと。

ここまでやってきて良かったことは
牛がすくすく育って、思った以上に自由にしているのを見るだけで幸せ。
そんな環境で育った牛たちの牛乳を飲んだ人たちが、
甘みが強く、風味豊かで臭みがない。と言ってくれるので
製品のピュアな部分を感じてもらえるのが嬉しいそう。

今後は「会員の方は牧場見学が出来るようになっていて
自分の目で見て牛が幸せに食らいている確認できますが
それにプラスして遊べるようなサービスを増やしたい。
ゆくゆくは、ソフトクリームを販売し、牛を眺めながら牧場を身近に感じてもらえれば」
とお話してくれました。

牛乳の試飲会を3月17日(日)に
札幌市北区北7条西6 チュリス札幌第2 1F
有機レストラン「ソプラッチリア」で開催します。

牧場のことなど詳しい情報は
「ジャージーの箱庭」をチェックして下さい！