●知床沖観光船沈没事故　きのうで半年
●軽乗用車がガードレールに衝突「シカでてきた」　厚岸町
●室蘭市で強制わいせつ事件
●２０３０年札幌五輪招致　反対デモ
●特殊詐欺防止へ　子どもたちが注意呼びかけ　手稲区
●中国・習主席　3期目発足で日本政府が「強硬路線」加速警戒
●ウクライナで大規模停電　約１５０万戸
●北朝鮮拉致問題　解決を訴える集会
●道内感染者２４８７人　全国３万人
●沖縄・那覇市長選　知念氏が初当選
●英保守党・党首選　スナク氏が立候補へ
●浦河町でイチゴ収穫体験会
●特急列車「キハ２８１系」ラストラン
●英保守党・党首選　ジョンソン前首相が立候補断念へ

●大リーグ　ナ・リーグ優勝決定戦第５戦　
　パドレス・ダルビッシュ投手が先発し７回途中２失点
　その後救援陣が打たれ３－４　１勝４敗でワールドシリーズ進出ならず
●プロ野球・日本シリーズ　引き分けでヤクルト１勝１敗に
●プロ野球阪神　日ハムトレードの渡辺選手・高浜選手が入団会見
●男子ゴルフ・日本オープン　蝉川泰果選手が優勝　アマ９５年ぶり「日本一」　
●女子ゴルフ・マスターズＧＣレディース　川崎春花選手が今季２勝目
●全日本スピードスケート距離別選手権大会　高木美帆選手が今季初戦で３冠
●ノルディックスキー・ジャンプ全日本選手権
　高梨沙羅選手がノーマルヒル・ラージヒルで優勝の２冠
　小林陵侑選手がラージヒル２連覇
●レバンガ　名古屋Ｄに２連敗
●ＩＨアジアリーグ　レッドイーグルスがアニャンに連勝
●全国高校サッカー道予選　北海が札光星を２－１で下し１２度目Ｖ
●ファイターズ　金子・武田・上田３コーチ退団
　森本稀哲氏が１軍コーチ入閣へ　日刊スポーツ報道
　近藤健介選手　ＦＡ「悩んでいる」

【5時台】
M「かもめが翔んだ日/渡辺真知子」

【6時台】
M「Starting Line /コブクロ」

【7時台】
M「ザ・ボス/ダイアナ・ロス」

北海道生活2年目の油野純帆ANが、179市町村のことをもっと知りたい！という好奇心から、
道内のご当地情報を紹介する超☆ローカルコーナーです！！
道内各市町村が毎月発行している広報誌や新聞記事などをもとにご紹介しています！

今回は　＜　弟子屈町　＞　「　川湯の森ナイトミュージアム　」

町の65％が阿寒摩周国立公園にあたる弟子屈町。
公園内には、屈斜路湖・摩周湖などの素晴らしい湖とともに、
アカエゾマツの原生林やミズナラ、シラカンバなど、豊かな森の広がる地域です。

その阿寒摩周国立公園の中にある川湯の森で開催されている
「川湯の森ナイトミュージアム」では、
この阿寒摩周国立公園の大自然を身近に感じてもらいたいと、
“美しい光の演出”によって森の魅力を伝える試みを2020年から行っていて、
今年で3回目となります。

「川湯の森ナイトミュージアム」は名前の通り、まさに夜の博物館！
ここには「図鑑の森」という場所があり、
そこでは森の中を歩きながら、学ぶことが出来ます。
「図鑑の森」には、43種類の樹木や18種類の野鳥、
そして4種の動物などに関する解説が書かれたパネルが各所に設置されています！
そのため、解説で学びながら森の中を探検できます！
さらに、パネルにあるQRコードをスマートフォンで写すと、
それぞれの短い解説を音声で聞くこともできます。
スマートフォンがない方も心配はいりません。
図鑑の森のMAPに各所の解説がすべてまとめて掲載されているので、
どなたでも楽しく学ぶことができます。

この「図鑑の森」ができたきっかけは
ライトアップだけでは森の「本当の良さ」が伝わらないということで
森の中だけど、図書館の中を歩いているような、
図鑑を持って森に勉強をしにいく体験ができるようにという想いから誕生しました。

森の中では美しく色づいた樹木が、
ホワイトや赤みがかった光、また、緑がかったものや青みがある色など、
森と調和する柔らかい光によって照らされ、時間ごとに色が変化するので、
同じ場所でも違った印象を楽しむことが出来ます。
また、照らされるのは樹木だけではなく、
森の中には木彫りの野鳥が展示されています。
シマフクロウなどの手彫りの彫刻が森の中にあり、
これらはすべて地元の民芸店で、このイベントのために作られたものです。

さらに、動物にも会うことができます！
森の中には、ヒグマ・エゾシカ・キタキツネ・エゾリスが潜んでいて
この動物たちがスマートフォンをかざすことで（音声同様QRコードで）
その画面上に現れます！
これらはAR＝拡張現実と言われるもので、
今、目の前にはない、現実世界にはないものが、
スマートフォンなどの画面上に表示されることで、
まるで存在しているかのように体験することができるものになっています。

このARでの動物の出現は、よりリアルに体感してもらいたいということから始まりました。
ぜひARで出現する動物たちと写真を撮って欲しいとのことです！
運が良ければ、本物の動物たちにも会えるかもしれません！
こちらは今月の30日（日）まで、午後5時から最終入場午後8時30分まで。
入場無料で見られます！

さらに、ライトアップが行われている場所がほかにもあります！
この図鑑の森から車で30分ほどの「アトサヌプリ硫黄山」でも
ライトアップが行われています。
「アトサヌプリ」とはアイヌ語で裸の山という意味。
かつては硫黄の採掘で栄え、川湯温泉の発展を支えた山。
そんな歴史を感じられる硫黄山が30日（日）午後5時から午後9時まで光に照らされます。
駐車場に着いて車から降りた瞬間、満点の星空も見られ、日本初の活火山ライトアップは圧巻！

さらに、おすすめしたいのが「温泉川ナイトウォークツアー」
温泉川は硫黄山から川湯温泉街に温泉を運んでいる川で
この川の中を長靴を履いて歩くことが出来ます！
くるぶしほどの高さまで浸かり、
約40度の温泉が暖かく流れる感覚を楽しむことができます。

このツアーは29日（土）午後5時から午後6時までの１日限定。
ガイドさんが“川湯温泉の再生の足跡”を語ってくれます。
この川湯温泉の温泉は、温泉が流れる川の中にパイプを通して
温泉宿へと運んでいます。
しかし、パイプを通したことで、川の中にパイプの破片などが散らばり、
乱雑な状態になってしまったということです。
地域の魅力である温泉。その景観を守りたいと地域の方々が清掃を行い、
川を再生させることができました。
今でも週に2,3回、地域のボランティアが自ら清掃を行っていて、
遊歩道もでき、散策ができるようになっています。
そんな地域の支えがあって守られている温泉川の話を聞くことができます。

さらにこの温泉川もライトアップされているため、
温泉から湯気が上がる幻想的な景色を楽しめます。
また、川から上がった蒸気が木に付着して、凍ることで、
明け方ごろには樹氷が見られます。
温泉宿にお泊りの際はぜひご覧になって下さい！

こちらは事前予約が必要で、定員は15名。
すでに予約は埋まり始めているということですが、
気になる方はぜひ、「弟子屈ナビ」のHPで、イベントに掲載されている
「川湯の森ナイトウォーク」のメールアドレスへ！
もし予約が埋まっていても、
長靴を持参すれば温泉の川に自由に入ることができます！
その際、足元のパイプにはご注意していただければとのことです。

ご覧になる際は万全の防寒対策をお忘れなく！
夜ならではの“森の観察体験”で楽しく学んでみてはいかがでしょうか？？