●小樽市朝里川温泉でクマ　フキ食べた跡　付近の中学校では警戒・緊張
●札幌・中島中学校で個人情報流出　事実と異なる記載も
●札幌・あいの里東中学校個人情報流出　教諭と校長を懲戒処分　
●幕別清陵高校　生徒指導の会議資料放置　校内に１４人分
●「自民道９区支部長」今週中にも公募開始　選考委員初会合
●ロシア軍が大規模ミサイル攻撃、小児病院など被害　ウクライナ各地で少なくとも３１人が死亡
●「全国学力テスト」２０２７年度以降オンライン化の方針　小６と中３対象
●２０２３年度の自衛官等採用率は過去最低の５１％
●環境省「マイクオフ」問題　水俣病被害者団体と再び懇談　団体側は「ゼロ回答」と反発
●能動的サイバー防御、国外からの通信監視へ　重要インフラに限定し事業者の事前同意を得る案
●仏与党、第２勢力転落　左派連合トップ、極右系３位　下院選
●第２１代最高裁長官に今崎幸彦氏、近く閣議で正式決定　１３代続けて裁判官出身者が就任
●札幌の分娩施設、５年で３割減少　婦人科対応のみ、移行も
●クマ駆除、市街地で発砲可能に　年内にも鳥獣保護管理法改正　夜間使用も検討

●ファイターズ　きょうからアウェーで西武２連戦　山崎福也投手先発
●コンサドーレ　あす天皇杯・山形戦　浅野雄也選手がケガから復帰意欲
●パリ五輪・サッカー女子日本代表　主将に熊谷紗希選手
●パリ五輪・車いすラグビー　エース・池崎大輔選手「世界一に」
●男子バスケ日本代表　パリ五輪代表１２人決定　八村塁選手、渡邊雄太選手
●バレー日本代表パリ五輪壮行会　川合会長「今の日本は強い」
●きのうのメジャーリーグ試合結果＆きょうの試合情報
　カブス今永昇太投手　ＭＬＢオールスター戦メンバーに選出

【6時台】
M「たそがれマイ・ラブ/大橋純子」

北海道に関する気になるニュース・地域情報・スポーツ情報など、
耳をそばだてたくなる話題をまとめてお伝えします。
また、パーソナリティ目線で気になる話題もご紹介していきます！

●７年ぶりに解禁・サロマ湖のホッカイシマエビ漁　持続可能な操業模索へ
●札幌三越、丸井今井本店建て替え検討　複合施設も視野

●八幡ピックアップ：オリンピック・バレーボール日本代表の歴史

日本時間今月27日午前2時30分に開会式が行われるパリオリンピック。
中でも久しぶりにメダルの期待が大きいのが男女のバレーボール。
最新の世界ランキングで男子が2位、女子が7位となっています。

バレーボールがオリンピックに正式に採用されたのは、
1964年の東京オリンピックから。
そこで金メダルを獲得したのが東洋の魔女と呼ばれた女子日本代表。
つまり、オリンピックバレーボールの初代金メダリストは日本ということになります。
この東京では男子も銅メダルを獲得しているので、
オリンピックの中でも国民の期待が大きい競技の一つといえます。

ただ、その後を見てみると不遇の時間が長く続いたという側面もあります。
女子は1964年に続き1976年のモントリオール五輪でも金メダルなど、
銀2つ、銅2つなど五輪でもある程度の結果は出しています。
一方男子は1964年の銅メダルに続き1968年のメキシコ大会では銀、
そして1972年のミュンヘン大会ではついに金メダルを獲得するなど、
着実にステップアップしていきました。
ただ、それ以降の五輪12大会中半数の6大会には出場さえかなわず、
出場してもメダルには届かず。
特に28年前の1996年アトランタ～前回の東京大会までは2008年の北京、
2021年の東京の2回しか出場できていません。

これには理由があります。それは度重なるルール改正です。
1995年 腰から下での打球の反則が無くなった、つまり足を使ってもOK。
1998年 リベロ制の導入。
アタックやスパイクができない代わりにレシーブ専門で、コートに立てる。
代表の江別出身山本智大選手がこれにあたります。
そして最も大きかったのがサーブのネットインを認める。
今までサーブはネットに当たったら「失敗」でしたが、
これがなくなることにより、いきなりスパイクのような鋭いサーブが打てるようになり、
これが大きくバレーボールをパワー重視に変えていきます。

他にも1999年 ラリーポイント制の導入。
2009年 両足より上部の身体のいかなる部分が、相手コートに触れても、
相手のプレーを妨害しない限り許される
（以前は両手などがセンター・ラインを超えて相手コートに触れると反則であった）。
競技者が、ネットに触れても、相手のプレーを妨害しない限り許される。
（以前はネットのいかなる部分も触ると反則。ネットに触れてもいいものの、
わざとネットを引き下げアタックを打つ等の行為をすると、
スポーツマンシップに反する行為として、罰則が与えられる可能性はります。）

そこで10年ほど前から強化したのが海外遠征だといわれています。
そこで強烈なサーブやスパイクなど、パワーと高さになれていき、
更に選手個々人も海外リーグへ積極的に移籍し
技術を磨いてきた結果が表れてきたといいます。
実はバレーボールにおいて日本生まれの戦術は結構たくさんあります。
「木の葉落とし」と呼ばれる無回転サーブも、女子日本代表が開発した技といわれていますし、
男子日本代表は、「Bクイック」や「一人時間差攻撃」などの技を編み出しました。
そして何より、1998年に正式採用された「リベロ」も日本からといわれています。
男子日本代表を率いた松平康隆監督が考案した一人といわれています。

今回代表のリベロで選ばれた江別出身山本智大選手は
日本生まれの戦術の核たる存在といえます。
様々な強化策の結実がパリ五輪になれば52年ぶりの金メダルも
夢ではなくなるのではないでしょうか。