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●千歳市で相次ぐ高病原性鳥インフル　３例目の殺処分終了
●北見市殺人事件　女性の死因は病死の可能性
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●道内感染者６４２人　全国１万６８人
●３０道府県で黄砂確認　きょうまで注意呼びかけ
●仏マクロン大統領　外遊先でも年金改革抗議続く

●きのうのメジャーリーグ
　エンゼルス大谷翔平選手が先発　７回９２球６奪三振無失点の好投で今季２勝目
●きょうのメジャーリーグ
　エンゼルス大谷翔平選手　今季１２戦目で初のベンチスタート
　レッドソックス吉田正尚選手　右太もも裏の張りで先発出場を急遽外れる
●きのうのプロ野球結果
●ファイターズ　ソフトバンクに２－５　先発・伊藤大海投手が今季初黒星
●バスケＮＢＡレイカーズがプレーオフ進出　八村塁選手が１２得点２リバウンド　
●レバンガ　Ａ東京に６９－７７で逆転負け
●コンサドーレ　１５日アウェーで浦和戦　浅野雄也選手「いいサッカーできている」
●Ｖ１昇格ヴォレアス　池田憲士郎社長「ここからが第２章」

【5時台】
M「勇気があれば/西城秀樹」

【6時台】
M「人生に乾杯を！/コーヒーカラー」

【7時台】
M「思い出に抱かれて/ティファニー」

これまでのアナウンサー生活と防災士資格取得で培った知識を活かし
リスナーの皆さんと共有したい「北海道の生活情報」をお伝えしています。

今回は 『　賃貸住宅の原状回復って？！　』

春から新生活！
新たに部屋を借りたという方も多いのではないでしょうか。
そんな方に、是非知っておいていただきたい言葉が、「原状回復」です。

国民生活センターでは、賃貸住宅のトラブルとして、
入居、退去のときの注意を呼び掛けています。
その中で、キーワードともいえる言葉が、「原状回復」なんです！

入居の時、北海道では「礼金」不要、と言われてきたものの、
最近では本州のオーナーさんが所有する物件が増えたためか、
敷金も礼金もかかる物件が出てきている一方、
入居者の初期費用を抑えるため、「敷金礼金ゼロ」をうたう物件も・・
さまざまになってきています。

ただ特に「敷金」は、保証金の性格が強いおカネ。
退去するときのトラブルを防ぐために、一定の効果があると言われているもの。
つまり退去の時に、予め預かっていたお金から、双方合意のうえ、
「原状回復」のためなど、トラブル回避に役立つのが「敷金」。
これを無くすことによって、貸す方にも借りる方にもリスクが出てくることは考えておきたいです。
最近では「敷金礼金ゼロ」をうたった物件に住んでいた人が、退去するときに、
まとまった支払いが必要になるケースで、トラブルになるケースがあるとのこと。

国民生活センターでは、リーフレットを作って、
「住み始める時から、『いつか出ていくとき』に備えておこう！」と呼びかけています。

実際に国民生活センターに寄せられた相談によりますと

【事例】敷金礼金不要のアパートを退去したら、契約書の記載と異なるエアコン清掃代や
入居前からあったフローリングのキズの修繕費用まで請求された ・・　というケース。
2年間居住した、1ＬＤＫで、敷金と礼金が０の賃貸アパートを退去した。
先日、 原状回復費用の請求書が届いたが、ハウスクリーニング代約5万円、鍵交換代約1万円、
クロス 修復代約1万円、フローリング修復代約2万円などを含め、合計10万円を超えていた。
ハウスクリーニング代については契約書に特約として記載があるので支払うつもりでいるが、
施工業者に確認したら相場はもっと安いと言われた。
また、クリーニング代にはエアコンの清掃代が含まれているが、
契約書にはエアコンの清掃代は「室内に喫煙の形跡が残っている場合のみ」と記載されており、
自分は喫煙していない。
また、フローリングについては、入居時に複数のキズがあった。請求に納得できない。
（2022 年４月、30 代、男性、給与生活者）
敷金があればこれを充当する・・ということで避けられるのでは。

【事例】20 年以上住んだマンションを退去した際、入居時から付いていたキズについて
「最近 付いたものだ」として修繕費用を請求された先月、60 歳代の叔母が、
20 年以上住んだ3ＬＤＫの賃貸マンションを退去した。
退去時の立会いで、管理業者と清掃業者から、壁や襖などのキズについて指摘され、
叔母が入居前から付いていたと言ったが、業者が最近付いたキズだと強い口調で言うので
怖くなり反論できなかった。
入居時に付いていたことを証明できる写真などはない。
叔母は一人暮らしで、こまめに掃除をしていた。
敷金は 17 万円だったが、原状回復費用との差額を請求すると言われた。
（2022 年2月、相談者：30 歳代、女性、無職、契約当事者：60 歳代、女性、無職）
入居前にあったのかなかったのか、立証のしようがない・・というのはトラブルのもと。

リーフレットからトラブル回避の方法をお伝えしますと
・契約前に、契約書類の起債内容をよく確認しましょう！
・入居時には、賃貸物件の現在の状況をよく確認し、記録に残しましょう！
・入居中にトラブルが起きたら、すぐに貸主側に相談しましょう！
・退去時には、生産内容をよく確認し、納得できない点は貸主側に説明を求めましょう！

住み始めたときは、なかなか思いつかないものですが、
できれば「動画」で、現状を記録しておきたい！できれば契約前の下見ででも・・
特に小さなもの、目立たないものでも、キズやへこみ、穴があいている、など
記録しておきたいです。
賃貸住宅に住み始める時から、いつか出ていく時に備えるためにも
もう一度確認するのは大切なことではないでしょうか。