北海道ライブ あさミミ!

今朝の放送内容 10月11日(水)

2023年10月11日(水)

今朝の放送内容

今朝の主なニュース・スポーツ情報

●ロシア訪問の鈴木宗男議員 除名処分の前に離党を申し出 今後は無所属
●北海道医療大学の移転に合意 3者が会見 「役割を果たしたい」
●札幌・旭山記念公園でクマ目撃 見守り登校実施
●アザラシ31頭が一足早い冬支度 高台プールへ引っ越し おたる水族館
●全銀システム不具合 “振り込みトラブル”140万件への影響が判明 
●埼玉県議会「虐待禁止条例改正案」 自民党県議団が提出取り下げ
●水俣病訴訟、大阪地裁の判決を不服として国が控訴
●イスラエル軍 ハマス戦闘員の侵入地域「完全に制圧」

●杭州アジア大会サッカー男子代表 コンサ馬場晴也選手がチーム合流
●プロ野球パ・リーグ今季全日程終了 ロッテ2位、SB3位
 楽天は4位でCS逃す 石井一久監督が今季限りで退任
 楽天・茂木栄五郎選手が国内FA権行使も 日ハムなど複数球団が動向注視
 パ・リーグ個人タイトル確定 オリックス山本由伸投手が3年連続4冠
●きょうのメジャーリーグ
●2028年ロス五輪 野球・ソフトボールなど追加競技提案
●NBAレイカーズ八村塁選手 チーム最多19得点

今朝の選曲

【6時台】
M「千の風になって/秋川雅史」

M「古い日記/和田アキ子」

  • 北海道ライブ あさミミ!

あさミミ!アラカルト~八幡淳のスポーツプレゼンス

八幡淳ならではの目線と感覚で
臨場感(プレゼンス)あふれるスポーツの話題をお伝えしています。

今回は「 希望の球団に入団できなかった選手たち 」

10月26日(木)に行われるプロ野球ドラフト会議。
プロ野球ドラフト会議は、契約金の抑制と戦力均等化を目的としたもので、
1965年から始まり、今年で59回目を迎えます。
現在は指名された選手しか入団できませんが、
1991年までは「ドラフト外入団」も認められていました。

そんな中、意中の球団からなかなか指名されずドラフト拒否を繰り返した方がいます。
プロ野球史上最多の入団拒否は、4回の藤沢公也さんが記録保持者です。
1969年のドラフトでロッテオリオンズから3位指名されるものの、入団を拒否。
1970年に日本鉱業佐賀関入社。
翌1971年のドラフトでヤクルトアトムズから11位指名を受けるも拒否。
翌々年の1973年のドラフトでは近鉄バファローズから4位指名を受けるも、またまた拒否。
1976年のドラフトでは日本ハムファイターズから2位指名を受け、
一旦は入団を受諾しますが、日本ハム側から契約金の値下げの申し入れを受けると、
「誠意がない」と反発し一転して入団拒否。
翌1977年中日ドラゴンズから1位指名を受けたときには、既に26歳でしたが、
「最初にプロから指名された時はやっていける自信がなかった。
でも社会人エースと言われる中で、
だんだんプロでやってみたいと思うようになってきたんです。
年齢的にも今しかないと思えたので…」と当時の心境を述べて、
プロ入りを決断したということです。

このように、意中の球団を公言できるのはアマチュアで実力が認められた選手のみに
許される特権のようなもので、それだけ注目度が高い選手であるということも言えます。
そんな中、意中の球団ではなかったものの、ドラフトで指名され、
抽選に当たった球団に入団した選手はどうでしょうか。
最も有名なのは1985年のドラフトではないでしょうか。

この年のドラフトの目玉は、PL学園の桑田真澄さんと清原和博さん。
世にいう「KKコンビ」でした。桑田さんは早稲田大学進学、清原さんは巨人入りをそれぞれ希望。
ところが巨人は、桑田さんを1位で強行指名。
清原さんは6球団競合の末、西武ライオンズ(現・埼玉西武ライオンズ)が交渉権を獲得し、入団。
桑田さんはプロ2年目の1987年に15勝を挙げると6年連続二けた勝利を達成、
NPB通算20年で173勝を挙げる大投手となりました。
一方の清原さんはルーキーの1986年に31本塁打を放ちます。
これは1959年大卒で当時の大洋に入団した桑田武さんと並ぶ新人記録で、未だにやぶられていません。
そんな清原さんは1996年にフFA宣言後、巨人に移籍。
実働22年で2122安打、うち525本の本塁打を放ち名球会入りを果たしました。

続いては1992年、当時星陵高校の松井秀喜さんは、
高校通算62本塁打の長打力が評価され複数球団が獲得の意思を示していましたが、
本人は阪神入りを熱望していました。
「ミスタータイガース」こと、掛布雅之選手にあこれがれていたためだと言われています。
しかし、当時巨人の監督に復帰した長嶋茂雄さんが
「御縁があったら(松井選手を)育ててみたい」と発言。
ドラフト会議では、1位指名し、阪神を含む複数の球団との抽選(くじ引き)で、
巨人が交渉権を獲得。
交渉は長嶋さんのパワーもあってか、
スムーズに行われ長嶋監督との師弟関係を築いていきます。
その結果日本通算332本、メジャーでも175本の本塁打を放ち、
日米通算2643安打という大記録を残す選手となりました。

続いては1998年、甲子園で150km/hを連発し「平成の怪物」といわれていた
当時横浜高校の松坂大輔投手は、横浜ベイスターズ(現・横浜DeNAベイスターズ)入りを
希望しているという報道がありました。
複数の球団が1位指名し、交渉権を獲得したのは、西武。
当時の東尾修監督などによる複数にわたる交渉の末、入団を決意。
結果松坂さんは入団から3年連続最多勝、
けがの影響などで晩年は思うような成績を残せませんでしたが、
それでも日米通算170勝、WBCワールドベースボールクラシックでは
第1回、第2回と2大会連続のMVPを受賞するなど大活躍しました。

意中の球団に入団できなかったものの、アマチュア時代の評価が高い選手だけに、
大活躍したというエピソードを中心にご紹介してきましたが、
全員がそうだったわけではありません。

1998年はその意味でもう1つ例がありました。
当時、高校通算52本塁打の長打力が評価されていた豊田大谷高校の古木克明さんは、
福岡ダイエー入りを希望している報道がありました。
古木さんは小学校の時の卒業文集では、「絶対に行きたくない球団はロッテ、大洋(後の横浜)」
と書いていたそうです。
その理由は、本人曰く「大洋(横浜大洋ホエールズ)は弱いチームだから」だったそうです。
しかし、古木さんを1位指名したのは、この年38年ぶりの日本一に輝いたものの、
抽選で相思相愛の松坂大輔さんを外していた横浜ベイスターズ、かつての大洋ホエールズです。
すると、ドラフト会議終了後、権藤博監督が豊田大谷高校へ出向き、すぐに指名あいさつへ。
この素早い行動が当時の古木さんの心に響き、入団を決意。
古木さんは1年目の1999年、スターへの登竜門2軍のオールスターである
フレッシュオールスターでMVPを獲得します。

ちなみに、フレッシュオールスターの主なMVP選手は・・・
1992年は後に日米通算4367安打を放つ鈴木一朗(後のイチローさん)、
1993年は後に阪神代打の神様となる桧山進次郎さん、
2004年は日米通算2500安打を記録し今もなお現役の青木宣親さんなどなど、
錚々たるメンバーがいますが、高卒ルーキーでフレッシュオールスターMVPを
獲得するという結果に活躍の期待が膨らみます。
すると2年目の2000年には頭角を現し2000年に2軍での打率.305、10本塁打、
2001年には打率.272、12本塁打と長打力を発揮していたました。
満を持して4年目の2002年シーズン後半、1軍へ昇格すると9月7日の対阪神戦で
川尻哲郎さんからプロ入り初本塁打を打つと、その後1か月半で桑田真澄さん、
山本昌さん、岩瀬仁紀さん、河原純一さんなど各球団のエース級投手から次々と本塁打を放ち、
最終的に9本塁打、打率も.320を記録。
またシーズンオフに開催された第15回IBAFインターコンチネンタルカップ日本代表にも選出され、
4本塁打を放ち、本塁打王とベストナインとなります。
ただ、以降は本塁打は多いものの、打率が低く守備も苦手であったため徐々に出場機会も減少。
2007年オフにオリックスへトレードされるも出場機会を得ることはできず2009年に引退。
ただ、その後格闘家へ転向したり、日本の独立リーグやアメリカ独立リーグに挑戦するなど
波乱万丈のアスリート人生を歩んでいきました。
NPBでは通算312安打58本塁打に終わりましたが、
その期待感と鮮烈なデビューは人々の記憶に残る選手でもありました。

相思相愛ではなくても活躍する選手もいる一方で
一時あった「逆指名制度」を利用して入団したのにあまり活躍できずに終わった選手もいる・・
それほどプロ野球というのは厳しい世界でもあると言えるエピソードでした。

毎朝6時半頃は「あさミミ!アラカルト」

NEW!月曜日は「あさミミ流!#(ハッシュタグ)今週の献立
週の始まり月曜日は、1週間の献立・レシピをリスナーの皆さんのアイディアの下
“あさミミ流”にご紹介していきます!

火曜日は
庭野ほのかの☆いっぺこトーク
新潟県出身の庭野ほのかAN。「いっぺこと」とは、新潟県の方言で『沢山』という意味。
このコーナーを通して“沢山”リスナーの皆さんとお話ができるよう、
庭野AN目線の話題を毎週お届けしていきます!
 
水曜日は「八幡淳のスポーツプレゼンス」
臨場感あふれるスポーツの情報・話題・歴史を紹介していきます!
 
木曜火は「ナガイの北海道生活研究室」
永井ANがいまリスナーと共有したい「北海道の生活情報」を伝えていきます!
 
金曜日は「北海道応援!あやサポ」
上田あやが北海道で頑張る「ひと」にスポットライトを当て、全力応援していきます!
 

10月は毎週おひとりに『あやほのか』ついにプレゼント!!

新米「あやほのか」企画
去年は上田さんと油野ANが収穫した、深川市旭農場さんの新米を
「あやすみほ」と銘打って、秋にリスナープレゼントいたしました。
2023年は「あやほのか」(上田あやと庭野ほのかAN)と名前も新たに、
お米の田植えから収穫までチャレンジしようじゃないかという企画です!
(今回のお米の品種は「おぼろづき」です)

先月、庭野ANと上田さんで稲刈りして来ました!
深川市旭農場さんの新米おぼろづき『あやほのか』5キロを
10月毎週お一人の方にプレゼントいたします!!
※毎週金曜日に当選者発表します。11月3日(金)がラストで、トータル5名様!
 
ぜひ10月はあさミミ、どのような形でご参加いただいてもかまいません!
全ての方が当選対象です。たくさんのご参加お待ちしています!
 

「あさミミ!家庭菜園企画」
「サッポロさとらんど」の市民農園で
番組用の畑と、上田あやさん個人の畑の二つを借用中。
この夏は「ラディッシュ(はつか大根)」の収穫に成功、
さらに秋の味覚・じゃがいも「きたあかり」収穫にも成功し、
リスナープレゼントさせていただきました!

残るはさつまいも・・・果たしてどうなるのか?!ご期待ください!
 
ぜひ皆さんからの家庭菜園レポートもお待ちしています!
あなたの畑の情報ぜひ教えてください!
 メール asamimi@stv.jp はもちろん、
 ツイッターで #あさミミ家庭菜園 をつけてぜひつぶやいてください!
 
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    ペーパードライバー庭野ほのかが刈る!
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    上田あや&庭野ほのかが2台同時稲刈り!
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    立派に育った「あやほのか」!
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