北海道ライブ あさミミ!

今朝の放送内容 3月29日(火)

2022年3月29日(火)

3月29日(火)

今朝の主なニュース・スポーツ情報

●停戦対面協議「29日にも」
●岸田総理 追加経済対策の策定へ
●道内感染者1200人 全国2万9千人
●ワクチン会場で託児サービス
●砂川市の団地で火事
●熱海土石流 検証委員会が中間報告
●アカデミー賞国際長編映画賞に「ドライブ・マイ・カー」
●クルーズ船が函館港に入港
●カタルーニャなど30年冬季オリンピック立候補へ

●大相撲春場所初優勝・若隆景「自分でもびっくり」
●日本相撲協会 八角理事長が続投
●日本サッカー協会 田嶋幸三会長が4期目へ 岡田武史氏が副会長
●サッカーW杯カタール大会最終予選 きょうベトナム戦
●きのうのセンバツ高校野球結果
●コンサドーレ 柳貴博選手が福岡に期限付き移籍
●ファイターズ きょう本拠地開幕戦 新庄BIGBOSS命懸けパフォーマンス
●レバンガ・ロング選手 得点王射程

今朝の選曲

【6時台】
M「愛が止まらない~Turn it into love~ / WINK 」

【7時台】
M「My Love /ウエストライフ」
  • 北海道ライブ あさミミ!

あさミミ!アラカルト〜八幡淳のスポーツプレゼンス

北海道日本ハムファイターズのスタジアムDJ、
レバンガ北海道のホームゲームMCで培っている八幡淳ならではの目線と感覚で
臨場感(プレゼンス)あふれるスポーツの話題をお伝えしています。

今回は『 史上最多のアンタッチャブルレコードホルダー サイ・ヤング 』

番組改編の時期です。スタートする番組もあれば歴史に幕を下ろす番組もあります。
数々の改編を乗り切ってきた超長寿番組というのも存在します。
では、ラジオ番組の歴史上もっとも長い番組はどのくらいなのかを調べることができた範囲でお伝えしますと
NHKラジオの「ニュース」「天気予報」「株式市況」の3番組。
1925年3月から現在も放送中、今月で97年目です。
日本のラジオ放送がスタートしたのが1925(大正14年)3月22日ですから、
この3番組はスタート時からずっと放送されているということで、日本においてはこの記録を超える番組は、
おそらく出てこないのではと思われる不滅の記録と言える長さなのではないでしょうか。

こうした到達不可能ともいえる記録のことをアメリカのスポーツ界では
「アンタッチャブルレコード」と呼ばれることがあります。
アンタッチャブル・・直訳すると「触れられない」、つまり抜かれない不滅の記録であり、
「更新不可能記録」「到達不可能記録」ともいえるものです。
そのアンタッチャブルレコードを個人で最も多く保持しているともいわれるのが、
1867年の今日3月29日に生まれた伝説の名投手「サイ・ヤング」です。

サイ・ヤングさんは1867年3月29日生まれ。
アメリカはオハイオ州ギルモア出身の元プロ野球選手。右投げ右打ちのピッチャーです。
5人兄弟の長男として生まれたため、ヤングは6学年までで学校に通うのをやめ、
以降は両親の所有する農場の手伝いをします。
この頃野球と出会い、農作業の合間を見てピッチングの練習にいそしんだ少年時代。
その後ヤングさんは自分でチームを作るなど、野球の腕を上げ、1884年、17歳になる頃には
オハイオのセミプロチームも参加するようになっていきます。
転機は奥様のルバ・ミラーさんとの結婚です。この結婚を期に野球で生計を立てようと決意したヤングさんは、
1890年、23歳のときにトライステート・リーグのカントン球団に参加、15勝15敗の成績をあげた後、
同年クリーブランド・スパイダースと契約をします。
23歳の初年度は9勝7敗の成績でしたが、2年目の1891年には27勝を上げ、
3年目の1892年には36勝12敗と、リーグ最優秀防御率となる1.93を記録。
その豪腕ぶりが知られるようになります。
ちなみにサイ・ヤングの「サイ」はニックネームで
「サイクロンのような球を投げる」ということからついたものです。

1899年にはセントルイス・パーフェクトズ、後のカージナルスに移籍。
ケガがありながらも二桁勝利を継続、その功績が認められ、1901年には当時としては
ベテランの域に達していた32歳という年齢ながらボストン・アメリカンズ、後のレッドソックスに移籍。
なんと移籍1年目から3年連続最多勝を獲得するなど活躍。
41歳となる1908年シーズンまで在籍し、最終年には41歳ながら21勝を挙げる活躍をします。
1909年には42歳でクリーブランド・ナップスに移籍。
その移籍初年度にも19勝を挙げるなど40歳にしてまだまだ主力級の活躍。
しかし、この年を最後にプロ2年目から19年もの間続いた2けた勝利が途絶え、
1911年シーズン途中ボストン・ラスラーズへ移籍した後現役を引退します。
通算で最多勝利5回、最優秀防御率2回、最多奪三振2回、最多セーブ投手2回という素晴らしい成績でした。

ただ、彼のアンタッチャブルレコードはここではありません。
まず最多勝5回はジョー・マクギニティと同数で歴代5位。最優秀防御率2回は歴代トップ10入りもしていません。
最多奪三振2回もトップ10入りしていませんし、最多セーブ2回も同じくトップ10入りなしです。
では、彼の何が凄いのか?というと息の長さと、丈夫な体です。
メジャー実働22年で815回先発は2位のノーラン・ライアンの773回を42試合離して歴代1位!
うち749回完投は2位のジム・ガルヴィンの646回完投に103回の差をつけて1位!
その記録の中で稼いだ勝利数511は2位のウォルター・ジョンソン417に94勝の差をつけてメジャーぶっちぎりの1位。
これだけではありません。
こんなに勝っているのに通算の敗戦数316は2位のパッド・ガルビンの310よりやや上回って第1位!
その他対戦した打者2万9565打席、投げた回数7356回、打たれたヒット7092本、
取られた自責点2147も全てメジャー記録という・・つまりはいい記録も悪い記録も数においては
恐らくサイ・ヤングの上を行く人は今後現れないだろうという、
野球黎明期の「先発投手はその試合の勝敗の責任を負う」ということを
記録で証明したピッチャーであったといえる選手でした。

なぜ、このような記録、特に511勝という今では到底成し遂げることが難しい勝利数を挙げることができたのか。
実は、秘密の一つに彼が現役をしていた時代背景というものがあります。
19世紀は道具の質が今とは比べものにならないくらい粗悪で、
1919年にベーブルースがシーズン29本塁打を放つまで、年間20以上のホームランは42年間でわずか5回でした。
それだけ投手優位の時代が長かったということです。
更に、サイヤングさんがプロ入りした時、マウンドからバッターまでの距離は今の18.44mではありませんでした。
なんと、当時は50フィート15.24mしかなく今より3mも短かったんです。
ただ、それもプロ4年目からは今と同じ距離になりましたので現役の多くは今と変わらない距離でしたが
それを差し引いても彼の残した数字は決して色あせることはありません。

この功績をたたえてサイ・ヤングさんがなくなった翌年の1956年には、
そのシーズンの両リーグの最優秀投手を表彰する「サイ・ヤング賞」が制定されます。
この「サイ・ヤング賞」は2020年のコロナ初年度シーズンに
ダルビッシュ有選手がもしかしたら、受賞するのではないか?
と言われて日本でも話題になった、あの賞ですね。
それほどまでに、メジャーリーグでピッチャーをしている選手にとっては
「一度は選ばれたい」というほどの栄誉ある賞ですが・・

その「アンタッチャブルレコード」を多数記録したサイ・ヤングのアンタッチャブルレコードに
並んだ選手が一人だけいます。
サイ・ヤングのアンタッチャブルレコードの一つに「2世紀にまたがるノーヒットノーラン」というものがあります。
2世紀にまたがるというのですから、これは長い期間トップで活躍しなければ達成できない記録です。
1897年9月18日に1度目のノーヒットノーランを達成したサイ・ヤングさん。
1904年5月5日には四球もなしの完全試合を達成、1908年6月30日にも3度目のノーヒットのランを達成し
19世紀と20世紀2世紀にまたがりノーヒットノーランを達成した唯一の投手となりましたが、
その約100年後に同じ記録を達成する投手が現れます。
一度目は1996年9月17日コロラド・ロッキーズ戦で。二度目は2001年4月4日ボルチモア・オリオールズで達成。
サイ・ヤングさん以来2人目の2世紀にまたがりノーヒットノーランを達成した投手こそ
日本のメジャーリーガーのパイオニアとも評される「野茂英雄」さんです。
彼こそ、数あるサイ・ヤングさんのアンタッチャブルレコードの一つに並んだ投手なのです。
不滅の記録・・もし破るときが来るとしたら常識を覆し飽くなき挑戦をする選手が出てきたときなのかもしれません。

【お知らせ】3/28(月)からのあさミミ!

 3/28(月)からSTVラジオは春改編です!
月曜日~水曜日は、八幡淳と油野純帆ANの新コンビ。
木曜日・金曜日は、永井公彦ANと上田あやさんのコンビが担当します。
2年目の「北海道ライブあさミミ!」引き続きお付き合いください。
 
毎朝6時半頃お送りしている「あさミミアラカルト」もリニューアルします。
まず月曜日は新加入・油野純帆ANが担当する新コーナーです。
題して「ローカル情報発信!あぶらのチェック」
北海道生活が2年目の油野AN。179市町村のことをもっと知りたい!という
好奇心から、その週にピッタリのご当地情報を紹介する超ローカルコーナー。
・・・になるはずです!お楽しみに!!
 
火曜日が「八幡淳のスポーツプレゼンス」
臨場感あふれるスポーツの情報・話題・歴史を紹介していきます!
 
水曜日が「あさミミ☆リサーチ」!ですが、少しマイナーチェンジします。
毎週ひとつのテーマを設定。皆さんからメッセージをお寄せいただくコーナーになります。
テーマによってはツイッターでアンケートも実施していきます。
 
木曜日が「ナガイの北海道生活研究室」
いまリスナーと共有したい「北海道の生活情報」を伝えていきます!
 
金曜日が「北海道応援!あやサポ」
北海道で頑張る「ひと」にスポットライトを当て、全力応援していきます!
 
3/30(水)のあさミミリサーチのテーマは
「 何歳でSTVラジオと出会いましたか? 」です。
STVラジオは今年開局60周年!全てはリスナーの皆様のおかげです。
この60年を、リスナーの皆さんも振り返ってみましょう。
STVラジオとの出会い・いわば馴れ初めを教えて下さい!!
 
メール asamimi@stv.jp   FAX 011-202-7290
お葉書 〒060-8705 STVラジオあさミミ リサーチ係まで
 
そして!4/4から毎週番組にご参加いただいたすべての方の中から抽選で、
番組新ノベルティが当たります!!ぜひ続報をお待ち下さい!!
 
 

《ツルハ ハッピーライフ 毎日笑顔!》

今週のテーマ「  わたしの好きな曜日  」

「ツルハハッピーライフ毎日笑顔」のコーナーですが、
3月31日(木)をもって終了となります。

今週ラストのテーマは、「 わたしの好きな曜日  」です!
年度替わり・新生活を迎えるシーズンです。
あなたの生活リズムにおいて、好きな曜日、ありませんか?
「やっぱり花金でしょ!」「折返しの水曜日が好き!」などなど
なぜその曜日が好きなのか具体的な理由も添えて、ご参加ください!

●火曜日かな。
好きな番組あるし、まだ疲れてないから。

●火曜日です。中学の頃通っていた剣道場は、毎週火曜日夜でした。
学区外の可愛い先輩に会える。それだけで、楽しみでした。
お陰でめきめき上達。中学三年には、念願のレギュラーに。
市内大会優勝しました。

●やっぱり金曜日かな。
というのもプロ野球開幕で だいたい月曜日や、木曜日が移動日になりますよね。
金曜日からの週末に行う3連戦をテレビやラジオで応援するのが好きです。
それといい年して深夜ラジオも聞いているので、夜更かしできるのが良いです。
次の日は休みなのでゆっくり寝坊できるし(笑)
昔は良く夜の街に行ったりしたのですが、今は出掛けられないので
週末のテレビやラジオがとても楽しみです。

テーマへのメッセージはこちらまでお寄せください。

メール:asamimi@stv.jp FAX:011-202-7290
ハガキ・手紙: 〒060-8705 『ツルハ ハッピーライフ 毎日笑顔』の係までお寄せください!
★毎週おひとりの方に、豪華花王製品詰め合わせをプレゼント
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