心技体の頂上決戦!消防士の甲子園
2023年8月31日(木)
心技体の頂上決戦!消防士の甲子園
日々、厳しい訓練を積んでいる消防隊の皆さん。その精鋭が集まった、全国大会が札幌で開催されました。今回は札幌の若き消防隊員にカメラが密着しました。
「STVどさんこ動画+」で本編を視聴できます
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第51回全国消防救助技術大会 in 札幌
全国大会が開催されたのは8月25日(金)。札幌での開催は17年ぶりで、威信をかけた地元開催となりました。
まず一人目は札幌市清田消防署、入隊6年目の青木僚佑さん。驚異的なスピード、「はしご登はん」という競技に出場します。
まず一人目は札幌市清田消防署、入隊6年目の青木僚佑さん。驚異的なスピード、「はしご登はん」という競技に出場します。
団体戦には札幌市厚別消防署の3人が挑みます。出場競技は、チームワークがモノをいう「ほふく救出」です。
連日、30度を超える猛暑の中での訓練中、緊急出動の要請が。今回は水色の「感染防止衣」と呼ばれる格好で出動。消防の仕事は「火災」だけじゃなく、様々な救助活動もされています。
いよいよ大会当日。全国の予選を勝ち抜いた、救助のスペシャリストが900人以上が集結しました。
青木隊員が出場する「はしご登はん」には、全国の予選を勝ち抜いた約50名が頂点を目指します。
青木隊員のタイムは15.1秒。ただ、ロープに付ける安全具が完全に閉まり切っていなかったという、普段は犯さないミスのため、表彰の対象外となってしまいました。
青木隊員のタイムは15.1秒。ただ、ロープに付ける安全具が完全に閉まり切っていなかったという、普段は犯さないミスのため、表彰の対象外となってしまいました。
続いて、3人1組の「ほふく救出」。全国から40組の精鋭が出場しました。ここでも、予期せぬアクシデントが起きてしまいました。それでも3人は最後まで全力でゴールまで駆け抜けました。
4人の日本一への願いは叶いませんでしたが、「障害突破」という5人組の団体競技で、なんと札幌市消防局が見事、日本一に輝きました。17年ぶりの快挙です。