北海道ライブ あさミミ!

今朝の放送内容 5月31日(月)

2021年5月31日(月)

5月31日(月)

今朝の主なニュース・スポーツ情報

●新型コロナ きのう新規感染者 道内288人 札幌166人
●ワクチン一般接種 地域独自の優先順位を容認へ
●海上保安庁 ロシア船を沖合で調査
●米フロリダ州銃乱射事件 2人死亡20人以上ケガ
●介護施設入所コロナ9490人感染
●環境会議 主催した文大統領が途上国支援を強調
●来島海峡貨物船沈没事故 2等機関士の死亡確認
●島根県で全国植樹祭 両陛下がリモート出席
●札幌市 ファイターズと連携し医療従事者差別偏見を無くすポスター

●ファイターズ 5カード連続負け越し・今季ワースト借金11に
●コンサドーレ おととい柏戦2-1で勝利
●3人制バスケ 日本女子が東京五輪出場権獲得
●全仏オープン 錦織フルセットで初戦突破 大坂ストレート勝ち
●男子ゴルフミズノオープン永野2位 全英オープン出場権獲得
●きのうのプロ野球結果

今朝の選曲

【6時台】
M「誰より好きなのに/古内東子」

【7時台】
M「LOVE /ナット・キング・コール」
  • 北海道ライブ あさミミ!
    あさミミ!アフタートークの撮影スタジオ

あさミミ!アラカルト〜八幡淳のスポーツプレゼンス

北海道日本ハムファイターズのスタジアムDJ、
レバンガ北海道のホームゲームMCで培っている八幡淳ならではの目線と感覚で
臨場感(プレゼンス)あふれるスポーツの話題をお伝えしています。

今日は 『 交流戦で生まれた悲運のお話 』

5月25日からコロナの影響で去年は行われなかった日本生命セ・パ交流戦が
2年ぶりに開催されています。
交流戦の魅力と言えば普段なかなか実現しない選手同士の対戦や
セ・リーグの本拠地で普段ヘルメットをかぶってバッティングすることがない
パ・リーグのピッチャーの打席が見られるなどたくさんあります。

ただ、この交流戦がスタートしてから一昨年2019年までの15年間の通算成績は
パ・リーグから見ての1102勝966敗(60分)とセ・リーグを圧倒しています。
今回はそんな交流戦での、同情しようにも浮かばれないような悲運な記録をご紹介します。

まずは目の前の大魚を逃した・・という悲運から。
交流戦初年度の2005年5月13日の西武の本拠地・インボイスSEIBUドーム(現メットライフドーム)で
行われた巨人戦、現在ライオンズの投手コーチでもある西口文也さんは相手打線を順調に抑えていき、
ついに9回2死まで死球による出塁のみに抑え、ノーヒットピッチングを継続。
ノーヒットノーランの大記録達成まであと1アウトまで迫ります。
が、内角へのスライダーがわずかに甘く入ると打球は無情にもソロホームラン。
その後は抑えて6-1で勝利しましたが、それ以上に悔しいゲームセットとなりました。

ただ、この西口さんノーヒットノーラン未遂はこれが初めてのことじゃなかったんです。
遡ること3年前の2002年8月26日、同じく西武ドームでの千葉ロッテマリーンズ戦で
ノーヒットノーランを逃したということがあったんです。
そんな西口さんを神様は見捨てません。
2度目の未遂を起こした2005年にもう一度ノーヒットノーランのチャンスが訪れます。
それが2005年8月27日場所は過去2度と同じ当時のインボイスSEIBUドームでの
東北楽天ゴールデンイーグルス戦。
この日の西口さんは9回終了までヒットどころか、四球も死球もないいわゆる完全試合を達成!
だったんですが!なんとこの日に限ってチームは無得点。
完全試合やノーヒットノーランは試合終了時点で成立ですので、
1点でも取っていれば完全試合でしたが0-0。延長戦ですので、そこも抑えなければいけません!
そして迎えた10回表、28人目の打者である沖原佳典さんのあたりは無情にも!ヒット!
快挙を逃してしまうという経験をしてしまいます。
西口さんは通算182勝の名投手なんですが、「悲運のエース」ともいわれる所以は
この3度の快挙達成未遂があったからにほかなりません。

そして、悲運のエースといえば現・北海道日本ハムファイターズ投手コーチ武田勝さんの
2011年シーズンなしには語れません。
この年の武田勝さんは4月15日、開幕3試合目自身のこの年の初登板となる対千葉ロッテマリーンズ戦で勝利!
前の年14勝を挙げた「左のエース」としての活躍がこの年も期待される内容でした。
次の登板の4月21日のオリックス戦も7回を投げて勝利に貢献するなど、
登板2試合目で2勝と順調な滑り出しでした。
ところが4月27のソフトバンク戦では0-5で負け・・この試合を境に悲運は始まります。
次の登板の5月4日のオリックス戦は0-1の敗戦。続く5月11日の楽天戦は0-1の完封負け。
そして、流れが変わるか!?と期待されたその年のセ・パ交流戦!5月17日の東京ヤクルト戦。
この試合はナイスピッチでしたが、打線はヤクルト先発館山を打ち崩せず0-2で敗戦。
5月23日の横浜ベイスターズ戦もチームが打てず0-2と敗れてしまいます。
実に5試合連続味方の援護なく完封負けとなり、
戦前から5球団で貴重な左投手として活躍した投手内藤幸三さんが
1943年朝日軍時代に記録したものに並ぶプロ野球ワーストの記録という悲運に見舞われてしまいます。

このワースト記録保持者の内藤幸三さん、1934年・1935年の全国社会人軟式野球大会では連覇に貢献し、
中でも35年の東京予選では37イニング(全111アウト) のうち98個の奪三振、
決勝では9回27個のアウトのうち26奪三振の完全試合を達成しているというすごい投手でした!
そして、設立されたばかりのプロ野球では名古屋金鯱軍に入団、
投手として初めて硬式ボールを握ってプレーされた選手です。
引退されるまで結局5球団を渡り歩き、最後にプレーした球団で偶然にも球史に名を刻む栄誉を得ます。
その球団とは1950年設立されたばかりの市民球団、広島カープ。
実は内藤幸三さん、巡りあわせでその記念すべき球団1勝目の勝利投手となることができたんです。
だから広島東洋カープが節目の勝利を迎えるたびに
「1950年の球団創設初勝利を内藤幸三さんで上げて以来」という文言が後世まで残る・・そんな方です。

話を武田勝さんに戻します。武田勝さんもプロ入りまでは苦労されました。
内藤さんと同じ中京圏の愛知出身、社会人シダックスでようやく頭角を現し、
内藤さんが高校時代を過ごした北海道のチーム北海道日本ハムファイターズへ入団。
エース格に上り詰めながらこの年に限って打線の援護がなく
ついには内藤さんが記録した5試合連続完封負けに並んでしまいます。

ただ!運命とは時にドラマチックなもので
いよいよ次打線の援護なく無得点で負けたら日本ワースト記録更新という試合、
5月29日に武田勝さん先発試合が、札幌ドームで行われました。
その試合こそ、今現在ワースト記録で並んでいる内藤幸三さんが
栄えある球団1勝目を挙げた広島東洋カープ戦だったんです。交流戦が無ければ実現しない偶然でした。
この試合は0-0で迎えた5回裏ファイターズの攻撃、連続ヒットで得たチャンスに
今浪選手がタイムリーヒット!実に登板6試合ぶりに武田勝さんに援護点をプレゼントします。
その援護をもらった後も武田勝さんは淡々と打者を打ち取り7回被安打5,無失点でマウンドを降ります。
ところが、8回から登板の現オリックス増井投手が先頭梵選手にライト前ヒット、
続く東出選手にはライトへの2ベース!ノーアウト2塁3塁の絶体絶命のピンチ!
もうあの時の増井選手の顔面蒼白具合と言ったら見ていられなかったですよ。
ただそのあと気迫で名球会入りの打撃職人前田智徳さんを空振り三振、
後のカープの4番栗原さんをショートゴロ、最後は現ジャイアンツの丸選手を見逃し三振!
9回も武田久さんがカープ打線を無失点に抑えて試合終了。
無事勝利してワースト記録はタイでストップできました!

この物語だけを聞くと「運命的」な物語を感じますが実はこの年の広島カープ、
交流戦期間中の5月26日の西武戦で4回に2点を挙げたのを最後に、無得点が続き
6月3日にはセ・リーグワーストの50イニング連続無得点記録を更新。
7回にようやく東出選手のタイムリーなどで51イニングぶりの得点2を挙げ、
何とかNPBのワースト記録(1953年の大映の『59』)を免れたものの、
勝利には結びつかず6月6日のソフトバンク戦まで10連敗を喫したというさんざんな交流戦期間でした。

それもこれも、この年から導入された「飛ばない統一球」が原因で起こった出来事。
5試合連続完封負けも悲運ですが、
この年のカープも「統一球」で悲運をたっぷり味わうシーズンだったというわけです。
交流戦はいろいろな物語がありますね。

毎日のあさミミ!アラカルト ラインナップ

 毎朝6時30分頃からは、「あさミミ!アラカルト」と題して、パーソナリティが気になる話題、
パーソナリティの個性を生かした“耳をそばだてたくなる話題”をお届けします。

●月曜「八幡淳のスポーツプレゼンス」
 北海道日本ハムファイターズのスタジアムDJ、レバンガ北海道のホームゲームMCで培っている
 八幡淳ならではの目線と感覚で、臨場感(プレゼンス)あふれるスポーツの話題を伝えてます。


●火曜は「奈々子の朝から晩ごはん」

 渋谷奈々子が、季節の「旬の食材」をテーマに毎週1品レシピを紹介します。朝イチからその日の晩御飯(晩酌)に役立つ情報をお伝えします。

●水曜「ナガイの北海道生活研究室」
 アナウンサー生活32年と防災士資格取得で培った知識を活かし、
 いまリスナーと共有したい「北海道の生活情報」を伝えていただきます。


●木曜は「北海道応援!あやサポ!」
 上田あやがこれまでのレポーター経験や取材力を生かし、
 北海道で頑張る「ひと」にスポットライトを当て、全力応援していきます!


●金曜は リスナー参加型企画「あさミミ☆リサーチ」
 いま話題になっている事柄や季節の話題をテーマに、リスナーの皆さんからのメールと
 ツイッターのアンケート機能を使って、道民がいまどう思っているか、どう考えているかを調査していきます。

★放送後はラジオクラウドで配信しています★
 STVラジオ「ラジオクラウド」であさミミ!アラカルトの模様を配信しています。
 アプリをダウンロードの上、ぜひお聴きください♪
 
 

《ツルハ ハッピーライフ 毎日笑顔!》

今週のテーマ「 こだわりファッション 」

今週のテーマは、「こだわりファッション」
6月1日は衣替えの日です。
北海道も初夏の季節。外出自粛とはいえども
お気に入りの夏服でオシャレしたいですよね!
あなたの着こなす際のこだわり、新しく服を購入する際のこだわり、
お気に入りや憧れのブランドなど「こだわりファッション」教えて下さい!

今朝は…
●私の夏のこだわりファッションは、ジーパンとTシャツと麦わら帽子です。
札幌市内で麦わら帽子を被ってるのは、私ぐらいでしょうねぇ。
でも、涼しくて、すごく気に入ってます。麦わら帽子、ばんざーい!

●私は、ダンナさんの洋服をうまく活用しています。
ダンナさんは逆に、洋服を買うのが好きで、
結婚した時には、たくさん洋服を持っていてビックリしました。
収納スペースにも限りがあるので、ダンナさんが着ていない服は処分しましたが
中には女性が着てもかわいいデザインのものが多く、毎日、私が着るようになりました。
今ではかなりの割合で、私のファッションはダンナさんの洋服になり、
ダンナさんに「それ、自然に着てるけど、オレの服だから」と毎回言われています。
男性の洋服って、女性の洋服にはないデザインの良さがあるんです。
靴やパンツは(サイズが)無理ですが。
Tシャツや上着は、私が着ると新鮮で、全く違和感もありません。
ここ数年、洋服は購入していません。
こだわりのないのが私のファッションのこだわりです。

今週のテーマへのメッセージはこちらまでお寄せください。

メール:asamimi@stv.jp FAX:011-202-7290
ハガキ・手紙: 〒060-8705 『ツルハ ハッピーライフ 毎日笑顔』の係までお寄せください!
★毎週おひとりの方に、豪華花王製品詰め合わせをプレゼント
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