●衆院選へ　ネット番組で党首討論
●尼崎の女性殺害　死因は失血死
●白石区で交通事故相次ぐ
●西区の空き家で不審火
●納沙布岬で北方領土慰霊祭
●眞子さま　最後の宮中祭祀
●有珠山周辺で大規模訓練
●七五三　健やかな成長願う
●美唄で観光バスの運転体験

●サッカーＡＣＬ準々決勝　名古屋敗れる
●女子ゴルフ富士通レディース　古江彩佳選手が４勝目
●男子ゴルフ日本オープン　池田勇太選手が惜しくも２位
●競泳・小関也朱篤選手　５０ｍ平泳ぎで日本新
●コンサドーレ　１－２で横浜Ｍに終盤逆転負け
●ファイターズ　オリックス戦３連戦　１勝１敗１分け
●レバンガ　ホーム開幕　２連勝
●ファイターズ栗山英樹監督　今季限りで退任
●八幡淳が明かす！斎藤佑樹投手引退試合の裏側！

【5時台】
M「あの素晴らしい愛をもう一度/加藤和彦と北山修」

【6台】
M「光と影を抱きしめたまま/田村直美」

【7時台】
M「ビギン・ザ・ビギン/フリオ・イグレシアス」

北海道日本ハムファイターズのスタジアムDJ、
レバンガ北海道のホームゲームMCで培っている八幡淳ならではの目線と感覚で
臨場感（プレゼンス）あふれるスポーツの話題をお伝えしています。

今回は『　プロ野球選手の引退 』

プロ野球選手で現役を全うして辞められる選手というのは、ほんの一握りの選手だけに与えられるものとなり、
その中でも「引退セレモニー」までやってもらえるのは、球団への貢献度やファンの人気度などで決まると言っていいでしょう。

そんな中、昨日は斎藤佑樹選手の引退セレモニーが行われました。
斎藤佑樹選手と言えば何と言っても早稲田実業のエースとして臨んだ2006年夏の甲子園決勝での投球でしょう。
ともに決勝まで駒を進めた南北海道代表、エース田中将大投手率いる駒大苫小牧を再試合の末やぶったあの伝説の2試合です。
その後は早稲田大学に進んで4、東京六大学野球史上6人目となる通算30勝300奪三振を達成。
4球団競合の末くじ引きで北海道日本ハムファイターズに入団しました。
ただ、プロ入り後は相次ぐケガとの戦いでなかなか思ったような成績を収めることができず、
昨日を除くと最後に1軍で登板したのは2019年シーズンでした。

そして、斎藤佑樹選手に引けを取らないほどの人気を誇った松坂大輔選手。明日19日が最後の登板。
しかも、今年の背番号は16番ですが、西武ライオンズ入団時に着けていた18番に番号を変更して
臨むということですが、その相手は北海道日本ハムファイターズです。
実はこの登板日が決まったとき、ライオンズファンの間ではざわつきが広がりました。
甲子園の決勝でノーヒットノーランを果たし鳴り物入りで入団した高校生投手が果たしてプロ野球で通用するのか！？
という注目のプロデビュー戦は1999年4月7日、東京ドームでの日本ハムファイターズ戦でした。
そのデビュー戦の場内アナウンスを担当した方、まだ現役で球団にいらっしゃるのでお話を聞きました。
当時の本拠地東京ドームは1988年に開業した日本初のドーム球場で、
開業当初は物珍しさから後楽園球場時代にはなかった賑わいを見せていたファイターズ戦。
1993年に開業した福岡ドーム、1997年にナゴヤドームが開業してライオンズの本拠地西武ドームも
1999年から屋根がついたこともあって、ドーム球場バブルは陰りを見せ始め、そこそこ閑古鳥の鳴いているスタンドだったそうです。
しかし、この日の東京ドームは観衆4万4千人！満員で約4万6,000人ですので、ほぼ空席はないような状況で試合が行われるというすごい試合でした。
しかも高卒1年目のルーキーが1回の裏、当時3番を打っていたビッグバン打線の中軸片岡篤史さんを、
尻もちをつくような感じで空振り三振にとった球速は155キロ！
この衝撃の映像は何度も何度も使われているので、松坂選手のすごさを語る上では最も有名な映像といえるでしょう。
その衝撃のデビューから22年・・「平成の怪物」と言われたのみならず、
1980年度生まれの世代を「松坂世代」と言わしめたほどの存在が、原点である日本ハム戦に登板。
しかも1番を打つ可能性のある浅間大基選手はかつて輝きを放った横浜高校の後輩、
打線にはそのほかに近藤健介選手、高濱祐仁選手、万波中正選手など横浜高校の後輩たちのラインナップも予想され、
対戦するかもしれません。
そして、試合後行われるであろう引退セレモニーでは後輩たちにどんな言葉を残すのでしょうか・・

最後にそんな引退セレモニーで、僕が忘れることができないエピソードをご紹介します。
こうして、功績を残した選手の引退セレモニーは多くのファンがその別れを惜しみ涙するもですが、
その雰囲気に乗っかってしまったら我々進行役は仕事になりません。
今でこそ、そうした感情に流されないよう工夫する術はあるんですが、
悲劇が起こりかけたのがそれを知らなかったスタジアムDJ初年度の2014年のことでした。

この年の終盤に相次いで引退を発表したのがファイターズSCO稲葉篤紀さん、
そして金子誠、現ファイターズ野手総合コーチでした。金子さんは21年の現役生活にこの年ピリオドを打ちます。
金子さんは主にファイターズのセカンド・ショートを長く守ってきた守備の達人。
バッティングも主に9番を任されて1627安打を放ったシュアなものでした。
苦労してレギュラーになり、これから全盛期を迎えるというときにチームの北海道移転が決まり、26年ぶりの優勝などに貢献。
その後はケガとの戦いもあって引退を決めたのが2014年でした。
そんな金子さんの引退試合は自身の活躍もあって勝利。試合後はいよいよセレモニーがスタートしますが、
そのスタートのきっかけは彼が2軍のデビュー時にコールした女性ANの「9番　ショート　金子　背番号８」というコールからだったんですが・・
ともに苦労してきたので色々思いがあったんでしょう。
コールの後、引退セレモニーも数多くやっていて慣れているはずの女性ANが僕の隣でうるうるしはじめまして・・
そんな中、僕は花束贈呈の方々を呼び込まなきゃならない状況でした。
で、金子さん。人前ではぶっきらぼうで絶対嬉しい時も大げさに感情出さなかった金子誠さんが、
その年同じく引退する稲葉篤紀さんから花束を渡されたときに、胸に顔うずめてしばらく泣きます。
まず、それ見たらグッときますが僕もこらえます。
しかし次にお子様二人からの花束贈呈でもうひと波きます。金子誠さん、自分の息子さんには
「俺から野球習いたかったら敬語使え」というくらい厳しく接する人なのに、少年野球のユニフォームきておねえちゃんと一緒に花束渡しにきて、
おろおろしながらも戸惑って涙こらえてる息子さんを最後の最後で優しく呼び寄せて抱きしめるという・・。
これを見て今の阪神タイガース投手コーチのファイターズOBでもある金村曉さんは、周りの人が「ひく」くらい号泣してたそうです。

こうして、だれがいつ何時見ても泣ける引退セレモニーが一番最初でしたから
それ以降はANブースのモニターは全部消して、ディレクターの合図だけみて淡々と
コメント読むということに終始するという術を身につけてからは大丈夫。
いずれにしても偉大な功績を残した方々を見られなくなる時期。
どの選手の現役生活にも大きな拍手を送りたいと思います。

今週のテーマは、「マイ・ローテーション・メニュー」
週に1回は必ずカレーを作る！とか、あのお店のラーメンは毎週末ご褒美で食べに行く！など
あなたのローテーションごはん、教えて下さい！お待ちしています！

●マイロ-テションご飯は、お休みの日曜日にお気に入りのパンを食べる事です。
カレーパン、クロックムッシュ、ジャムド-ナツ、フルーツデニッシュ
何を食べても美味しいです!お勧めバン屋さんは、釧路市にあるハッチべーカリーてす。
皆さんも是非食べてみてください!

●マイローテーションメニューは、無水トマトカレーです！！
作る周期は決めていませんが、1度作ってみてとても美味しかったので、
普通のカレーとは別に作るようになりました。
市販の「スープカレーの素」を使うんですが、作り方はちょっと変わっていて
材料は、牛薄切り肉、あとはお好みの野菜
（玉ねぎ、人参、じゃがいもの他、パプリカ、アスパラ、れんこん、ごぼうも美味しい）
そしてトマトジュース！！水はまったく使わないんです。
とにかく美味しくて、普段「〇〇作って」「〇〇食べたい」と言わないダンナさんに
この無水トマトカレーだけは、「作って！」とリクエストされるんですよ～！

メール：asamimi＠stv.jp　FAX:011-202-7290
ハガキ・手紙: 〒060-8705 『ツルハ ハッピーライフ 毎日笑顔』の係までお寄せください！
★毎週おひとりの方に、豪華花王製品詰め合わせをプレゼント