北海道ライブ あさミミ!

今朝の放送内容 1月17日(月)

2022年1月17日(月)

1月17日(月)

今朝の主なニュース・スポーツ情報

●道内新規感染者692人・全国2万5千人超え
●津波注意報解除 引き続き注意
●岸田内閣支持率66% 読売世論調査
●東大前刺傷事件 直前に地下鉄で放火か
●大学入学共通テスト 不正行為3件
●阪神大震災から27年
●すすきの強盗事件 男子高校生ら4人逮捕
●名寄で殺人未遂
●中央区にシカの群れ
●小樽で銅版画展開催
●ガリンコ号 安全祈願祭

●テニス・ジョコビッチ選手 オーストラリアから国外退去 全豪オープン欠場
●中国北京でオミクロン株確認 冬季五輪目前に緊張感
●スノーボード・ハーフパイプW杯 平野歩夢選手が2戦連続優勝 北京五輪出場確実
●北京五輪代表ロコ・ソラーレがオンライン取材「納得のプレーを」
●全国女子駅伝 不破聖衣来選手が区間新記録 福士加代子選手が駅伝ラストレース
●米男子ゴルフツアー・ソニーオープン 松山英樹選手が2位浮上
●きのうの大相撲初場所結果 一山本4敗目 矢後7勝1敗で勝ち越し王手 
●ファイターズ 二刀流挑戦の上原健太投手 新庄ビッグボスから金言
●サッカー元日本代表・西大伍選手 コンサキャンプに練習生として参加
●レバンガ 三遠ネオフェニックス戦の代替試合決定
●スキージャンプW杯 男子団体3位
 STV杯・二階堂蓮選手が優勝 HTB杯・葛西紀明選手が3位表彰台
●バイアスロン 北京五輪代表選手発表 道内勢6人代表
●カーリング道選手権 北海道銀行が初優勝

今朝の選曲

【5時台】
M「How many いい顔/郷ひろみ」

【6時台】
M「カムフラージュ/竹内まりや」

【7時台】
M「ブラインディング・ライツ/ザ・ウィークエンド」
  • 北海道ライブ あさミミ!
    リスナーさんが描いてくれた似顔絵ハガキです

あさミミ!アラカルト〜八幡淳のスポーツプレゼンス

北海道日本ハムファイターズのスタジアムDJ、
レバンガ北海道のホームゲームMCで培っている八幡淳ならではの目線と感覚で
臨場感(プレゼンス)あふれるスポーツの話題をお伝えしています。

今回は『 合言葉は「がんばろうKOBE 』

あれから27年。今年もこの日がやってきました。
1995年1月17日5時46分52秒、兵庫県の淡路島北部沖の明石海峡を震源として、
グニチュード7.3の兵庫県南部地震が発生、阪神淡路大震災です。

その兵庫県を本拠地にしているプロ野球球団は
セ・リーグでは阪神、そしてパ・リーグには当時神戸が本拠地だった
「オックスブルーウエーブ」という2チームがありましたが、
特に神戸色を前面に出したのが当時のオリックスです。

オリックスは1989年、阪急からの球団譲渡を受け誕生した新しいチームでした。
1990年シーズンまでの2年間はかつての阪急の本拠地“西宮球場”を本拠地としていましたが、
西宮球場は競輪場と共用していたため当時は「おじさんがビール片手に集まる場所」とのイメージ。
せっかく西宮周辺は、女子大学が多いにもかかわらず、
野球観戦をする女子大生が足を運びにくいとの調査結果がコンサルタント会社によってはじき出され、
その結果「本拠地移転」という流れになっていったようです。

そこで、白羽の矢が立ったのが熱心な誘致活動をしていた神戸市。
神戸市には当時出来て3年目という真新しい球場「グリーンスタジアム神戸
(現・ほっともっとフィールド神戸)」があり、そこに本拠地を移転。
阪急のイメージも一新する為にニックネーム公募で「ブルーウエーブ」と変更され、
さらに古い演出をガラリと変えるために「スタジアムDJ」という、
登場曲とともに選手を紹介する男性アナウンサーを入れて
「おしゃれなイメージ」へと変貌させていきました。

そこに入団してきて、すい星のように現れたのが、ご存知「イチロー」選手。
スマートな体型、端正な顔立ちで振り子打法と呼ばれる独特のフォームから量産されるヒット。
3アウト目のボールをキャッチするとスタンドに投げ入れるファンサービスなどが噂となり、
瞬く間にパ・リーグの人気球団へと上り詰めていきます。

そんな矢先に起こったのがこの阪神淡路大震災でした。
実は当時オリックスの選手たちが住んでいた寮「青濤館」は、神戸市西区内にあって、
ここは比較的強い地盤で幸い被害が軽微にとどまりました。
そのため、震災の直後には、館内に備蓄していた水や食糧を
近隣の被災者へ無料で配布したりして支援もしましたが、
球団関係者は全員無事だったものの、春季キャンプ以降のスケジュールの大幅な変更を余儀なくされ、
なんといっても神戸での試合開催が見通せない事態となってしまいます。

ただ、そんな中でも同じ兵庫県にある「阪神甲子園球場」では
「春の選抜高等学校野球大会」が3月25日から開催されます。
遅れること約一週間。不安の中キャンプインしながらも「がんばろうKOBE」を合言葉に4月1日、
なんとグリーンスタジアム神戸ではパ・リーグ開幕戦が行われます。
試合は開幕投手に抜擢された北海道奥尻島出身、この年40歳となる最年長開幕投手の佐藤義則さんが
貫禄のピッチング!開幕戦で1995年シーズンの初勝利を飾ります。

この年のオリックスは数々の記録も達成します。
まず、4月21日にいまだ日本記録として君臨している対ロッテ戦9イニングで19奪三振を野田浩司さんが達成。
5月27日、首位に立つと、前半が終わるか終らないかの6月終了時点で通算40勝、貯金15!
7月22日にはマジック「43」が点灯!と独走態勢!
8月26日には奥尻出身の佐藤義則さんが当時の史上最年長記録、40歳11ヶ月でノーヒット・ノーラン達成!
8月末にはM11となり、9月19日、阪神・淡路大震災から245日にしてパ・リーグ優勝。
選手が「がんばろうKOBE」を胸に一丸となって戦ったシーズンは
神戸市民を歓喜の渦に巻き込む最高のフィナーレを迎えたのでした。
この劇的なシーズンを展開できたのも、チームの選手監督コーチが出会った
神戸市民の皆さんなしにはあり得ませんでした。

まずは当時監督の故・仰木彬さん。福岡の自宅から神戸に戻れたのは震災から10日後。
そこで、直行したのは神戸市役所でした。
当時、市役所のロビーは被災者でいっぱいだったそうです。
仰木さんはお見舞いの意味もこめてみなさんと握手をしていたら、「頑張ってください」と言われたそうです。
住むところや食べることを心配しなければならない状況で、「頑張ってね」と言われる・・
仰木さんは「『頑張らなきゃ』と思ったな」と後に語っています。
ただ、当時の映像を見ればとても神戸で試合をできる状況ではありませんでした。
ホームゲームをやるとすれば、周辺の地域・・と思っていたそうですが、
オリックスの宮内オーナーが「こういうときだからこそ」と神戸での開催を決めたそうです。
満足に交通網も整備されていなかったにもかかわらず・・。
しかし、そんなスタジアムに来ることさえ難しい状況でもファンは集まったそうです。

今のホットもっとフィールド神戸はグラウンドとスタンドの一体感をつくるため、
メジャー式の球場になっていますが・・
当時は本当に一緒にやっていたイメージだったそうです。
ベンチ入りの選手の25人で戦っているのではなく、何万、何千人で相手を圧倒。
選手からも自発的に「神戸のために」という話が出てくるのも自然でした。
なにせ、地元は大変なのに野球をさせてもらっている。
「がんばろう神戸」のワッペンもあるが、自分たちはどうしたらいいか、
という気持ちが自然に芽生えたそうです。

そして、当時のオリックスはおとなしい子ばかりで頼りなかったチームでもあったそうです。
ただ、それが気持ち一つで変わる・・人間の瀬戸際の強さがありました。
個人事業主であるプロ野球選手が気持ちを一つにするなんてなかなか難しいことですが、
復興への思いが団結心を生んだそうです。
仰木さんは「神戸で試合をしていなければ、絶対にリーグ優勝はなかった。」と語る通り、
人々のブルーウエーブへの期待と希望は計り知れないパワーがあったそうです。

普通、優勝は球団のためであり、選手のためのものですが、
この1995年だけは社会的意義があり、通常の通念とはまるで違ったというシーズンでした。
翌年も優勝し連覇を果たしたオリックスは日本一まで駆け上がりますが、
それから四半世紀、パ・リーグで最も優勝から遠ざかった球団となります。 
しかし、大震災後に生まれた選手も多数いる中、昨年久しぶりにパ・リーグのペナントを制しました。
僕も当時被害の大きかった街並みの“今”を見たことがありますが、
すっかり町は新しく生まれ変わっていました。
ただ、街は新しくなっても、忘れてはいけないのが今日1月17日。
オリックス優勝の翌年である今日、神戸の復興の光となったその思いを、
思いだしていただければと思います。

毎日のあさミミ!アラカルト ラインナップ

 毎朝6時30分頃からは、「あさミミ!アラカルト」と題して、パーソナリティが気になる話題、
パーソナリティの個性を生かした“耳をそばだてたくなる話題”をお届けします。

●月曜「八幡淳のスポーツプレゼンス」
 北海道日本ハムファイターズのスタジアムDJ、レバンガ北海道のホームゲームMCで培っている
 八幡淳ならではの目線と感覚で、臨場感(プレゼンス)あふれるスポーツの話題を伝えてます。


●火曜は「奈々子の朝から晩ごはん」

 渋谷奈々子が、季節の「旬の食材」をテーマに毎週1品レシピを紹介します。朝イチからその日の晩御飯(晩酌)に役立つ情報をお伝えします。

●水曜「ナガイの北海道生活研究室」
 アナウンサー生活32年と防災士資格取得で培った知識を活かし、
 いまリスナーと共有したい「北海道の生活情報」を伝えていただきます。


●木曜は「北海道応援!あやサポ!」
 上田あやがこれまでのレポーター経験や取材力を生かし、
 北海道で頑張る「ひと」にスポットライトを当て、全力応援していきます!


●金曜は リスナー参加型企画「あさミミ☆リサーチ」
 いま話題になっている事柄や季節の話題をテーマに、リスナーの皆さんからのメールと
 ツイッターのアンケート機能を使って、道民がいまどう思っているか、どう考えているかを調査していきます。

★放送後はラジオクラウドで配信しています★
 STVラジオ「ラジオクラウド」であさミミ!アラカルトの模様を配信しています。
 アプリをダウンロードの上、ぜひお聴きください♪
 
 

《ツルハ ハッピーライフ 毎日笑顔!》

今週のテーマ「 夜なべストーリー 」

今週のテーマは「夜なべストーリー」
大学入学共通テストも行われ、受験シーズンとなりました。
夜遅くまで勉強した経験もあるかと思います。
勉強だけに限らず、あれh記憶に残る「夜なべ」だった!という、
具体的なエピソードと合わせてお待ちしています!

●夜なべしたのはラブレターですかねー。
昔はオヂサンも静かな深夜に手紙を書いた事だってあるのですよ。
それが届く迄とか、返信が来る迄のドキドキ感や本文の反省…等は
今とは比べモノにゃならなかったなぁ。だってさぁ、実際に自筆で残るんですよー!
令和ヤングに分かるかなぁー!?

今回も小学生夏休み作文コンクール2021~未来のボク・未来のワタシ~の受賞作品をご紹介しました。
各賞につきましては、STVラジオのイベント情報をご覧下さい!

テーマへのメッセージはこちらまでお寄せください。

メール:asamimi@stv.jp FAX:011-202-7290
ハガキ・手紙: 〒060-8705 『ツルハ ハッピーライフ 毎日笑顔』の係までお寄せください!
★毎週おひとりの方に、豪華花王製品詰め合わせをプレゼント
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