北海道ライブ あさミミ!

今朝の放送内容 4月5日(火)

2022年4月5日(火)

4月5日(火)

今朝の主なニュース・スポーツ情報

●林外務大臣 避難民と共に日本へ
●バイデン大統領がプーチン氏非難 追加制裁の考え示す
●ロシア 国連人権理事会から追放へ
●道内感染者1577人 全国3万人
●ノババックスワクチン 国内承認へ
●甲府市夫婦殺害 19歳の男を逆送
●保育園の送迎バスで熱中症 元園長と保育士を起訴
●旭川医大病院の古川病院長が復帰
●函館と札幌で火事相次ぐ
●札幌地下歩行空間で古本市

●米女子ゴルフ・シェブロン選手権 渋野日向子選手が海外メジャー初戦で4位
●男子バレー日本代表・龍神NIPPON 登録メンバー35人発表
●パラアルペン村岡桃佳選手が国内大会出場 大回転女子座位クラスで優勝
●学校法人田中学園・立命館慶祥小学校 あす開校
●レバンガ SR渋谷に85-79でホーム戦勝利 ロング選手今季通算1000得点
●エンゼルス大谷翔平選手 オープン戦3号ソロ
●スキージャンプ小林陵侑選手 10日札幌ドームで始球式

今朝の選曲

【5時台】
M「夢街道/山本譲二」

【6時台】
M「う、ふ、ふ、ふ / epo 」

【7時台】
M「リヴィング・イン・アメリカ/ジェームス・ブラウン」
  • 北海道ライブ あさミミ!

あさミミ!アラカルト〜永井公彦のスポーツプレゼンス

スポーツの話題をお届けするコーナー!

今回は『 コンサドーレ札幌と浦和レッズ“赤黒の縁” 』

先4月2日(土)に、札幌ドームで行われたJ1第6節。
北海道コンサドーレ札幌 — 浦和レッズは、1対1の引き分け。
いい試合であったものの、荒野選手が退場になったり、
相手選手で、けが人も出たり、ちょっと後味の悪さも残りました。
ただ、私も札幌ドームにいて、思い出していたのは、ずいぶん前のこと。

22年前。2000年。この両チームは、激しい争いを繰り広げていました。
それはJリーグの歴史にも残る名勝負だったので、改めて振り返ります。
Jリーグは、この前の年、1999年から2部制に移行。
J1とJ2に分かれました。
その前の年、J1参入戦で敗れ、コンサドーレはJ2に。
そして、その翌年、降格したのが、三菱時代からの「名門」浦和レッズでした。

今でこそ、J1で戦う両チームが、この2000年は、J2で対戦していました。
まだできて2年目のJ2は、チーム数もわずか11。観客が1000人に満たない試合も多く、
「アマチュアリーグの延長」とささやく声も聞かれました。
そんな中で、当時からJリーグ屈指の人気クラブだった両チーム。
色も両チームとも赤と黒。
早くから首位を争い、まだまだ認知度の低かったJリーグディヴィジョン2を盛り上げました。
当時のJ2、11チームしかありませんから、試合数を稼ぐため、総当たり4回戦も行っていました。
ですから、この年の赤黒対決は、4回!!

最初は、4/9室蘭で開催予定でしたが、有珠山の噴火で室蘭での会場が使えなくなってしまいました。
結局初戦は、6/4、浦和ホーム。首位レッズ、2位コンサドーレ。勝ち点5差で対戦。
0-0のまま前半折り返し。後半12分、ビジュ選手のゴールでコンサドーレ先制!
そのまま逃げ切って、アウェーで勝利をつかみました。
浦和17試合目。札幌16試合目での初対戦。
コンサドーレの岡田監督はこの年、浦和ともっと早くあたっていればうちは負けていたかも知れない。
と、シーズンを振り返っています。
スター選手を揃えたレッズは、開幕から優勝候補の筆頭に挙げられていましたが、
コンサドーレも徐々に調子を上げている中での対戦。

2回目の対戦は、延期になった7/16の室蘭開催。
コンサドーレは早い時間に先制したものの、後半浦和が追いついて、引き分け。
そして、その2週間後、7/29、再び札幌で対戦。
まだドームはありません。厚別競技場で19825人の大観衆!
前半、レッズ先制で1-0、後半を迎えます。
コンサドーレは、後半18分、DF田渕りゅうじ選手のシーズン初ゴールで同点。
これが田渕選手、Jリーグ通算2点目。結果的に現役最後のゴールでした。
このまま延長突入か・・と思われた、後半41分、レッズのボールキープの中、
後方から猛然と駆け上がってきたコンサドーレの選手が、ボールを奪い、ひとりでドリブル、シュート!
レッズゴールキーパーは、ここまで再三の好セーブを見せてきた田北選手、
意表を突かれたか、前に出られない!・・ゴール!!!
これが、結果的には決勝点。コンサドーレは大一番の赤黒対決を制しました!
この決勝ゴールを決めた選手こそ、今、STVの解説者、大森健作さん!!
Jリーグ201試合出場の名選手でしたが、通算ゴールは、あとにも先にもこの1本だけ!
コンサドーレは、大森さん、田渕さんという守備職人のゴールで勝った!!

そして、首位にたったコンサドーレは、9/28、アウェーで浦和と対戦。
この試合の前で、勝ち点差8。
ここで負ければまだわからない・・という状況での、最後の直接対決。
平日、木曜日にもかかわらず、埼玉県・駒場には16068人の観客。
熱戦は、1-1同点で90分の決着つかず、当時あった延長戦へ。
延長8分、コンサドーレは、ビジュ選手のゴールで、Vゴール!!
浦和相手のアウェーで、この年2戦とも、勝利を収めました!

4回目の対戦のメンバー・・
浦和は、田北、山田、ピクン、城定、室井、石井、小野伸二、河合竜二、アジエル、岡野、クビツァ
札幌は、佐藤、森、名塚、大森、田渕、野々村芳和、ビジュ、アウミール、山瀬功治、エメルソン、播戸

両チームともに縁のある選手が、こんなに!!
河合竜二さんはスポーツダイレクター、コンサドーレ・リレーションズチーム・キャプテンとして活躍。
小野選手はもちろん、山瀬選手もまだJ2山口で現役!!

今J2はこのときの倍、22チーム。J3も!!
導入に賛否両論あったJリーグの昇格、降格のシステムが定着するのに、
間違いなく大きな影響をもたらしたのが、この年の、この両チーム。
そして、その対戦、すべての試合でフル出場していた野々村芳和さんが、Jリーグトップのチェアマンに就任。
22年前の出来事を思い起こさずにはいられなくなっています。

コンサドーレとレッズ。
次の対戦は、10月に埼玉スタジアム2002で予定されています。
今度こそ、この歴史的対戦にふさわしい、フェアな試合を期待したい!
レッズとコンサドーレは、ともに、赤と黒をチームカラーとしているクラブ。
以前から「赤黒対決」と言いながら、レッズは、93年Jリーグ創設からの名門クラブ。
リーグ戦、カップ戦など通算優勝タイトル9を誇ります。
是非、楽しみにしていただきたいと思います。

毎朝6時半頃は「あさミミ!アラカルト」


月曜日は油野純帆ANが担当
「ローカル情報発信!あぶらのチェック」
北海道生活が2年目の油野AN。179市町村のことをもっと知りたい!という
好奇心から、その週にピッタリのご当地情報を紹介する超ローカルコーナーです。
 
火曜日が「八幡淳のスポーツプレゼンス」
臨場感あふれるスポーツの情報・話題・歴史を紹介していきます!
 
水曜日が「あさミミ☆リサーチ」!ですが、少しマイナーチェンジします。
毎週ひとつのテーマを設定。皆さんからメッセージをお寄せいただくコーナーになります。
テーマによってはツイッターでアンケートも実施していきます。
 
木曜日が「ナガイの北海道生活研究室」
永井ANがいまリスナーと共有したい「北海道の生活情報」を伝えていきます!
 
金曜日が「北海道応援!あやサポ」
上田あやが北海道で頑張る「ひと」にスポットライトを当て、全力応援していきます!
 
 
STVラジオをradiko.jpで聴く