STVラジオ 番組審議会


●番組審議会とは、放送法で「放送事業者は放送番組の適正を図るため、放送番組審議機関を置くものとする」(放送法第6条)と設置を義務づけられた機関です。
●株式会社STVラジオでは、ほぼ毎月1回ずつ年10回、番組審議会を開催し、放送番組の内容や放送に関する問題について審議が行なっています。
●番組審議会でのご意見は、STVラジオで毎月最終日曜日 朝5時30分〜5時40分放送の「ハイ!STVラジオです」でもご紹介していますのでお聴きください。

令和六年度第6回番組審議会議事録

1.開催日時

令和6年10月24日(木)
午後4時00分から午後4時50分

2.開催場所

札幌テレビ放送会館 アネックス7階 A会議室

3.出席者

 委員数   6 名
[出席委員]  5 名
 福津 京子  委員長
 向原 悟   委員
 野口 詩穂子 委員
 八重﨑 聖子 委員
 小川 博史  委員

[欠席委員]  1 名
 木林 尚稔  副委員長(書面提出)

[会社側代表] 2 名
 橋本 秀樹  代表取締役社長
 宮野 聡   取締役編成制作部長
                            
[事務局]  2 名
 杉本 修   放送審議室長
 佐藤 文宣  書記

4.議題

(1)「サタデーナイトステーション ラジオ上杉」
   (10月12日(土)19時00分から21時00分 放送分)

5.議事の概要

令和6年度第6回番組審議会は、10月12日(土)に放送された『サタデーナイトステーション ラジオ上杉』について審議され、各委員から以下のようなご意見、ご要望を頂きました。

●土曜の夜の放送ということで、「一週間お疲れ様でした」というねぎらいの言葉から始まって、鮭おにぎりを聞き間違えた個人的エピソードですとか、北海道の川の名前の三段活用とか、くすりと笑えるような話があって、くつろぎながら楽しく聴ける番組だなと感じました。リスナーさんからのメールにもあったとおり、上杉さんの落ち着いた声の語り口は大変聴きやすく、上杉さんの自然体の反応というのがとても好感を持てました。
●2回目の放送で、始まったばかりということで、手探り感も含め、ゆるっとしていたなというのが全体の印象です。テレビだと、やはり企画的にも元気はつらつでハチャメチャな印象しかなかったんですけれども、ラジオだとこんなに良いトーンで話してくださるんだなというのは、すごく良いギャップだったなと思います。
 ご本人も仰っていたんですけれども、大事なところでよくかんでいたのもキャラ的にはきっとOKなんでしょうけれども、私もちょっと気になりながらでも、「かんじゃいました、俺、緊張してんかな」と自分で喋りながら、楽しく進めていたなというのを聴いていて感じました。
●コーナーは、まだやはり2回目で固まっていない印象が強かったです。「ロック音」では、エアダスターの音だったと思うんですけれども、正直ラジオでこの音を聞かされて、何か面白いのかなと、ちょっと長く感じました。
 お絵描きのコーナーは、テレビの企画にもありますけれども、ラジオでやるチャレンジは面白いなというのがまずありますが、結果はXで見る方だと確認できるんですけれども、私なんてXを開いたこともないので、どういう絵なのかなというのは悶々として、目で見ることができないので、ラジオでは結構難しいなという印象がちょっと残りました。
●「179市町村TEL」はリスナーとのやり取りみたいな感じで、隣接する町につないでいくというルール設定が非常に面白いなと思って、途中崩れてもいいのではないかなと思いつつも、どこまでルールに則ってやっていけるのかなというのは、ちょっと後追いしてみたいなと思いました。主婦の方と電話で話されていたんですけれども、もう極めてゆるいトークを上杉さんが引き出して、どんな会話につながるのかなとか、会話が続くのかな?みたいな心配も含めて、非常に面白かったです。
●冒頭での「皆さん、一週間お疲れ様でした」「一週間頑張りました」「年齢を重ねるとなかなか褒められることないでしょう」の一連のフレーズが印象的でした。これまでご苦労されてきたことが伝わる、上杉さんらしい思いやりのあるコメントだと思いました。北海道以外からの投稿もあり熱烈なファンが多く、上杉さんは全国的に人気のタレントであることをあらためて認識した次第です。ファンに対してのリスペクトを番組の随所に感じ、全体を通じて紳士的な対応をされていた印象です。
 「お絵描きですね」のコーナーは、ペットの亀を描いてほしいとのリクエストでしたが、最終的にXで紹介されると聴き、少しほっとしました。ラジオで映像を見せることはできませんが、SNSと連携することで補え、新たなリスナー開拓にもつながり、ラジオの可能性や広がりを感じることができました。
●収録なのに、甘がみしたのは流すとしても、大がみしても流すんだ、編集しないんだというのを収録だったらしてあげてもいいのにというのと、あと、「ちょっと時間を間違えた」とか、「イベントを言うのを忘れた」とかというのは、せっかく収録だったら、ちょっと言い直してあげても良かったのかなと思いながらも、そのままいくというのもひと味かなと思いました。
 もしかしたら聞き手役が入った方が、上杉さんは喋りやすいのではないかなとも思いました。上杉さんはサービス精神がすごくある方だと思うので、一人語りよりもっと本来の喋りがしやすいのかなと感じたんですけれども、まだ2回目なので、今後に期待したいなと思います。

続いて、11月の主要単発番組とイベント等の説明、聴取者からの声の報告等がなされ、令和6年度第6回番組審議会を終了しました。
次回の令和6年度第7回番組審議会は、令和6年11月28日(木)に開催を予定しております。

過去の議事録