令和五年度第3回番組審議会議事録
令和五年度第3回番組審議会議事録
1.開催日時
令和5年6月22日(木)
午後4時00分から午後5時15分
午後4時00分から午後5時15分
2.開催場所
札幌テレビ放送会館 アネックス7階 A会議室
3.出席者
委員数 6 名
[出席委員] 4 名
福津 京子 委員長
田村 望美 副委員長
番井 菊世 委員
土川 慎一郎 委員
[欠席委員] 2 名
木林 尚稔 委員 (書面提出)
向原 悟 委員 (書面提出)
[会社側代表] 3 名
橋本 秀樹 代表取締役社長
平山 大策 取締役編成制作部長
中村 巨樹 プロデューサー
[事務局] 2 名
杉本 修 放送審議室長
岡嶋 勲 経営企画部(書記)
[出席委員] 4 名
福津 京子 委員長
田村 望美 副委員長
番井 菊世 委員
土川 慎一郎 委員
[欠席委員] 2 名
木林 尚稔 委員 (書面提出)
向原 悟 委員 (書面提出)
[会社側代表] 3 名
橋本 秀樹 代表取締役社長
平山 大策 取締役編成制作部長
中村 巨樹 プロデューサー
[事務局] 2 名
杉本 修 放送審議室長
岡嶋 勲 経営企画部(書記)
4.議題
「草野あずみのハッピー競馬」
(6月11日(土)15時00分から17時00分放送分)
(6月11日(土)15時00分から17時00分放送分)
5.議事の概要
令和5年度第3回番組審議会は、6月11日(日)に放送された『草野あずみのハッピー競馬』について審議され、各委員から以下のようなご意見、ご要望を頂きました。
●草野あずみさん自身が競馬についてまだ勉強中だということで、リスナーも一緒に成長していくことを楽しめる番組なのかなと思いました。競馬に興味のない人にとっては、どうしても専門用語が多くなってしまうことや、その用語をどこまで説明するのかという判断が難しいだろうと感じますし、一方で競馬を知っている人にとっては「そんな用語の説明はいらない」と言われることもあると思いました。競馬という嗜好性の強いイベントを題材とする難しさがあるのではないかなと感じました。
●ある程度、競馬を分っていて、上手に嗜(たしな)んでいる人たちにとって楽しい番組だったら、それで良いのではないかと思いました。本当に競馬を分からない人が聴いて、「あっ、競馬ってこんなに面白いんだ」と思って大勢の人が競馬を始めて、その一定数の人がギャンブル依存症になってしまうという懸念を職業柄、持ってしまいます。ですので、「ゲームの『ウマ娘』って楽しいよね」という感覚を持っていたり、社会のルールをわきまえている人たちが楽しめる番組であれば良いのではないかなと、個人的には思いました。
●番組の中で「出走馬の中に牝馬が半数いるのは個人的には珍しいと思いますけれども、どうなんですかね?」という話があったのですが結局、珍しいのか、多いのか少ないのかも分からない状態で終わってしまいました。不確かな情報はしっかり調べてから話しをして欲しいなと思います。やはり若い女性がいるなら、片や詳しいおじさんもいて、2人による掛け合いで進行するほうが、疑問も解決されて、番組がスムーズになるのではないかとも思いました。
●草野さんの声が明るく良い印象です。番組後半の「馬女タイムス」コーナーは競馬好きには楽しいと思いますが、説明が少々、専門的すぎて、参考になる事と聴き流してしまう事がまちまちで、内容があまり頭に残っていません。しかし、前半のレース実況が中心の時間帯に比べて、競馬好きでもない人も聴きやすい普通の番組に近かったと思います。
●リスナーのほとんどは熱心な競馬ファンの方であると思います。聴いていて思ったのは、そういうリスナーに何を伝えたいのかな、という点です。番組のコンセプトは「初心者にも楽しんでもらえる競馬番組」ということですので、裏返せば、熱心な競馬ファンの方も初心に戻って、いま一度、競馬の楽しさや面白さを感じてもらうと言うことかと思います。その観点からすると、馬場、騎手、厩舎や調教師などのエピソードも交えて、初心者の視点で競馬を紐解く内容になれば良いのかなと思います。
●後半に「父親がいちばん格好良く見えたのはどんな時?」というエピソードを紹介するコーナーがありましたが、これが思いのほか長く、競馬好きのリスナーはここでみんな退屈するなと思いました。まとめて一気に紹介するより、分散して少しずつエピソードを折りに触れて紹介する方が、競馬を目的に聴く人にも馴染みやすいと思いました。せっかくの競馬番組ですから、エピソードも基本は競馬しばりの方が良いなとも感じました。
続いて7月の単発番組、事業等の説明、聴取者からの声の報告等がなされ、令和5年度第3回番組審議会を終了しました。次回の令和5年度第4回番組審議会は、令和5年7月27日(木)に開催を予定しております。
●草野あずみさん自身が競馬についてまだ勉強中だということで、リスナーも一緒に成長していくことを楽しめる番組なのかなと思いました。競馬に興味のない人にとっては、どうしても専門用語が多くなってしまうことや、その用語をどこまで説明するのかという判断が難しいだろうと感じますし、一方で競馬を知っている人にとっては「そんな用語の説明はいらない」と言われることもあると思いました。競馬という嗜好性の強いイベントを題材とする難しさがあるのではないかなと感じました。
●ある程度、競馬を分っていて、上手に嗜(たしな)んでいる人たちにとって楽しい番組だったら、それで良いのではないかと思いました。本当に競馬を分からない人が聴いて、「あっ、競馬ってこんなに面白いんだ」と思って大勢の人が競馬を始めて、その一定数の人がギャンブル依存症になってしまうという懸念を職業柄、持ってしまいます。ですので、「ゲームの『ウマ娘』って楽しいよね」という感覚を持っていたり、社会のルールをわきまえている人たちが楽しめる番組であれば良いのではないかなと、個人的には思いました。
●番組の中で「出走馬の中に牝馬が半数いるのは個人的には珍しいと思いますけれども、どうなんですかね?」という話があったのですが結局、珍しいのか、多いのか少ないのかも分からない状態で終わってしまいました。不確かな情報はしっかり調べてから話しをして欲しいなと思います。やはり若い女性がいるなら、片や詳しいおじさんもいて、2人による掛け合いで進行するほうが、疑問も解決されて、番組がスムーズになるのではないかとも思いました。
●草野さんの声が明るく良い印象です。番組後半の「馬女タイムス」コーナーは競馬好きには楽しいと思いますが、説明が少々、専門的すぎて、参考になる事と聴き流してしまう事がまちまちで、内容があまり頭に残っていません。しかし、前半のレース実況が中心の時間帯に比べて、競馬好きでもない人も聴きやすい普通の番組に近かったと思います。
●リスナーのほとんどは熱心な競馬ファンの方であると思います。聴いていて思ったのは、そういうリスナーに何を伝えたいのかな、という点です。番組のコンセプトは「初心者にも楽しんでもらえる競馬番組」ということですので、裏返せば、熱心な競馬ファンの方も初心に戻って、いま一度、競馬の楽しさや面白さを感じてもらうと言うことかと思います。その観点からすると、馬場、騎手、厩舎や調教師などのエピソードも交えて、初心者の視点で競馬を紐解く内容になれば良いのかなと思います。
●後半に「父親がいちばん格好良く見えたのはどんな時?」というエピソードを紹介するコーナーがありましたが、これが思いのほか長く、競馬好きのリスナーはここでみんな退屈するなと思いました。まとめて一気に紹介するより、分散して少しずつエピソードを折りに触れて紹介する方が、競馬を目的に聴く人にも馴染みやすいと思いました。せっかくの競馬番組ですから、エピソードも基本は競馬しばりの方が良いなとも感じました。
続いて7月の単発番組、事業等の説明、聴取者からの声の報告等がなされ、令和5年度第3回番組審議会を終了しました。次回の令和5年度第4回番組審議会は、令和5年7月27日(木)に開催を予定しております。